不登校生の内申点と高校受験への影響|公立・私立の選び方を解説

不登校生の内申点と高校受験への影響|公立・私立の選び方を解説
ひよこ生徒

不登校だと高校受験は不利になるのかな?
内申点がないけど、行ける高校はあるんだろうか…
不登校からの高校受験、どう進めればいいか知りたい!

不登校からの高校受験に、大きな不安を感じているお子さんや保護者の方は少なくありません。内申点の影響や勉強の遅れなど、悩みは尽きないでしょう。

しかし、不登校を経験していても高校進学を諦める必要はまったくありません。正しい情報を知り、お子さんに合った学校選びと対策を進めることで、未来への道は必ず開けます。

この記事では、不登校が高校受験に与える影響から、公立・私立高校の選び方、そして今すぐ家庭でできる具体的な対策まで、網羅的に解説します。

ニワトリ先生

不登校という経験は、決してマイナスだけではありません。
お子さんに合った学びの場を見つけるチャンスと捉え、親子で一緒に乗り越えていきましょう。

この記事で分かること
  • 不登校が高校受験の内申点に与える影響
  • 不登校から進学できる高校の種類と選び方
  • 公立・私立高校受験のポイントと違い
  • 学年別に今すぐできる受験対策

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目次

不登校が内申点と高校受験に与える影響|調査書の仕組み

不登校の高校受験で大きな壁となるのが、中学校から高校へ提出される「調査書(内申書)」です。ここでは、調査書の仕組みと、不登校がどのように影響するのかを解説します。

調査書の中身を正しく理解することが、適切な受験対策の第一歩です。詳しく解説します。

高校受験の合否を左右する調査書とは

不登校が高校受験に与える影響を考えるうえで、調査書は中学校での学習や生活状況を高校に伝える公式な書類です。

一般的に「内申書」とも呼ばれ、学力検査(当日のテスト)の点数とあわせて、合否判定の重要な資料として用いられます。

調査書は教員が作成するため、生徒や保護者が直接目にすることは少ないですが、受験において学力検査と同じくらい重視されるケースも少なくありません

そのため、内容を理解しておくことが不可欠です。

調査書の内容①学習の記録|9教科の内申点

不登校が影響する調査書の内容として、「学習の記録」には9教科の成績が5段階などで記載されます。これは「内申点」や「評定」と呼ばれ、定期テストの点数や授業態度などを基に判断されるものです。

評価の対象となる9教科は以下のとおりです。

  • 主要5教科:国語、数学、英語、理科、社会
  • 実技4教科:音楽、美術、保健体育、技術家庭科

とくに中学3年生の成績を重視する高校が多いため、注意が必要です。

調査書の内容②活動の記録|学習態度や提出物

不登校が影響する調査書の項目には「活動の記録」もあり、生徒の個性や意欲が記載されます。点数化されないことが多いものの、合否の参考資料のひとつです。

「総合所見」の欄には、担任の教員が長所などを文章で記入することになっています。活動の記録に含まれる内容は以下のとおりです。

  • 生徒会活動、部活動
  • ボランティア活動
  • 資格や検定
  • 提出物や授業態度

欠席が多くても、提出物を出すなどの姿勢は評価される可能性があります。

調査書の内容③欠席日数と「調査書斜線」

不登校が調査書に与える最も直接的な影響は「欠席日数」の記録です。調査書には、学年ごとの欠席日数を正直に記載する欄が設けられています。

年間30日以上の欠席は、審議の対象になる場合があると言われるため注意しましょう。授業にほとんど出席できず成績がつけられない教科は、評定欄が「斜線」で処理されるケースがあります。

斜線の場合は選抜で不利に働く可能性も考えられます。

ひよこ生徒

欠席が多いと、やっぱり不利になりますよね…?

ニワトリ先生

日数だけでなく、学習意欲も見てくれます。諦めずに今できることを探しましょう。

【都道府県別】公立高校の合否判定における調査書の比率

不登校からの高校受験では、調査書と学力検査の比率が都道府県によって大きく異なる点もポイントです。たとえば、当日の学力検査を重視する地域もあれば、調査書(内申点)の比率が高い地域も存在します

お住まいの地域がどのタイプかを知ることで、対策が立てやすくなるでしょう。以下に、いくつかの都府県の例を紹介します。

都道府県調査書(内申点):学力検査
東京都3:7
大阪府3:7 ~ 7:3(学科により異なる)
愛知県5:5
福岡県4:6
北海道5:5

※上記は一般的な比率であり、高校やコースによって異なる場合があります。必ずお住まいの都道府県の教育委員会の公式情報をご確認ください。

不登校の現状と高校受験のリアル

不登校の現状と、高校受験を取り巻くリアルな環境について解説します。

これらの事実を知ることで、今後の進路について冷静に考える第一歩になります。

増加する不登校の生徒数|文部科学省の調査データ

不登校の現状として、不登校の生徒数は年々増加傾向にあります。文部科学省の「令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、中学生の不登校生徒数は19万3,936人で、在籍生徒の6.0%にのぼります

これは、およそ17人に1人が不登校の状態にあることを示しており、決して特別なことではない現状がわかります。この数値は過去最多であり、多くの家庭が同じ悩みを抱えています。

不登校でも高校受験は諦めなくていい

不登校の現状は厳しいですが、高校受験を諦める必要はまったくありません。結論から言うと、不登校であっても高校に進学することは十分に可能です。

全国には、不登校の経験がある生徒を積極的に受け入れている高校や、個別の事情に配慮した選抜方法を取り入れている学校がたくさん存在します。

大切なのは、お子さんの状況に合った学校選びと、適切な準備を進めることです。親子だけで抱え込まず、正しい情報を集めることから始めましょう。

高校進学における選択肢の多様化

不登校からの高校受験では、進学における選択肢が多様化していることも知っておきましょう。毎日通学する全日制高校だけでなく、自宅学習が中心の通信制高校や、午後や夜間に授業を行う定時制高校など、学びのスタイルはさまざまです。

不登校経験のある生徒を専門に受け入れるチャレンジスクールのような新しいタイプの学校も増えています。お子さんのペースや興味に合わせて、最適な学びの場を見つけられる可能性が広がっています。

ニワトリ先生

学び方の選択肢はたくさんあります。お子さんに合った環境を一緒に探しましょう。

【選択肢別】不登校から進学できる高校の種類と特徴

不登校から進学できる高校には、さまざまな種類があります。画一的だった以前と比べ、現在は生徒一人ひとりの状況に合わせた多様な選択肢が存在します。

それぞれの特徴を理解し、お子さんに合った環境を見つけることが大切です。順に見ていきましょう。

全日制高校|毎日通学する一般的なスタイル

不登校から進学できる高校の選択肢として、全日制高校は最も一般的な毎日通学するスタイルの学校です。平日の朝から夕方まで授業があり、中学校と同じような生活リズムが基本となります。

不登校の経験がある生徒にとっては出席日数が壁になることもありますが、近年は個別の事情に配慮したサポート体制を整えている学校や、内申点よりも当日の学力検査を重視する学校も増えています。

事前の情報収集が重要になる選択肢です。

通信制高校|自宅学習が中心で自分のペースで学べる

不登校からの高校進学では、通信制高校は自宅でのレポート作成を中心に学習を進める学校です。毎日通学する必要がなく、年に数回から数十日の「スクーリング」と呼ばれる登校日に出席することで単位を修得します。

自分のペースで学習計画を立てられるため、心身の負担を調整しやすいのが大きな利点です。近年はオンラインでのサポートが充実した学校も多く、不登校からの進学先として選ぶ生徒が急増しています。

ニワトリ先生

自分のペースで学べるのが通信制の魅力です。心と体を休ませながら学習できます。

定時制高校|夜間や昼間に授業を行う柔軟な学び方

不登校からの進学先として、定時制高校は夜間や昼過ぎなど、全日制とは異なる時間帯に授業を行う学校です。1日の授業時間が4時間程度と短く、少人数制のクラスで学習が進められることが多いのが特徴です。

働きながら学ぶ生徒や、さまざまな年齢層の生徒が在籍しており、多様な価値観に触れられる環境でもあります。朝起きるのが難しい生徒や、自分の時間を確保したい生徒にとって有力な選択肢のひとつです。

チャレンジスクール・クリエイティブスクール|不登校経験者向けの学校

不登校経験者向けの高校として、チャレンジスクールやクリエイティブスクールも挙げられます。不登校などを経験した生徒を積極的に受け入れるために設立された学校です。

主に東京都などで設置されており、単位制で自分の興味や関心に合わせて授業を選択できます。内申書が不要で、面接や作文で合否が決まるのが大きな特徴です。

専門のカウンセラーが常駐するなど、手厚いサポート体制の中で高校生活を再スタートできます。

技能連携校・高等専修学校|専門スキルを学びながら高卒資格を取得

不登校からの進学先として、技能連携校・高等専修学校もあります。専門スキルを学びながら高卒資格が取れる選択肢で、技能連携制度を利用し、高等専修学校での専門的な授業が高校の単位として認められる仕組みです。

調理、美容、IT、デザインなど、興味のある分野のスキルを実践的に学びながら、提携する通信制高校の卒業資格も同時に得られます。

明確な目標がある生徒にとって、学習意欲を高く保ちやすい環境です。

不登校からの公立高校受験で知っておくべきポイント

不登校から公立高校への進学を目指す場合、知っておくべき特有のポイントがいくつかあります。私立高校とは異なる評価基準や制度を理解することが、合格への鍵です。

これらのポイントをひとつずつ確認し、対策を立てていきましょう。

公立高校が欠席日数をどう評価するか

不登校からの公立高校受験では、欠席日数の評価方法が合否に影響します。多くの公立高校では、欠席日数に関する明確な基準を公表していません。

しかし、一般的には「年間30日以上の欠席は審議の対象となる」と言われることが多いようです。これは即不合格を意味するものではありませんが、欠席理由などを慎重に見られる可能性があります。

自治体や学校によって扱いは大きく異なるため、中学校の先生を通じて情報を得ることが大切です。

内申点が重視される選抜方法の現実

不登校からの公立高校受験のポイントとして、内申点が重視される選抜方法の現実も知っておく必要があります。公立高校の合否は、内申点と学力検査の合計で決まるのが一般的です。

内申点の比率が高い自治体の場合、学力検査で高得点を取っても、内申点の低さをカバーしきれないケースが出てきます。

とくに、欠席により内申点がつけられていない「調査書斜線」がある場合は、選抜において厳しい評価になる可能性があることも事実です。

「不登校の生徒を対象とした特別な選抜枠」の活用

不登校からの公立高校受験では、「不登校の生徒を対象とした特別な選抜枠」を活用する方法もあります。一部の自治体や高校では、調査書の内容を重視せず、本人の学習意欲や将来性を評価する特別な選抜制度を設けています。

選抜方法は、主に以下のような形です。

  • 面接
  • 作文や自己表現活動
  • 適性検査

この制度を利用することで、内申点に不安があっても合格の可能性が生まれます。お住まいの地域に該当する制度がないか、教育委員会のホームページなどで確認してみましょう。

ニワトリ先生

内申点に不安があっても大丈夫。こうした特別な選抜枠も選択肢の一つですよ。

学力検査で高得点を取れば逆転は可能か

不登校からの公立高校受験の際に、学力検査で高得点を取れた場合の逆転の可能性は選抜方法の比率によります

たとえば、学力検査の比率が7割と高い東京都のような地域では、高得点を取ることで内申点の不利をカバーできる可能性は十分にあります

一方で、内申点の比率が5割を超える地域では、逆転は非常に難しいのが現実です。

不登校からの私立高校受験する際のポイント|公立との違いと可能性

不登校からの高校受験では、私立高校が持つ独自の柔軟性が大きな可能性につながります。公立高校とは評価の視点が異なるため、その違いを理解しておくことが重要です。

私立高校受験を成功させるための上記5つのポイントを解説します。

私立高校が欠席日数をどう評価するか

不登校からの私立高校受験では、欠席日数を比較的柔軟に評価してくれる学校が少なくありません。公立高校のように明確な基準を設けている学校は少なく、欠席の事実よりもその理由や現在の学習意欲を重視する傾向があります。

多くの学校では、個別相談会などで事情を説明する機会が設けられています。本人の「この学校で学びたい」という前向きな姿勢を示すことが、評価につながるポイントです。

内申点より当日の学力試験を重視する学校が多い

不登校からの私立高校受験のポイントとして、内申点よりも当日の学力試験の結果を重視する学校が多い点も挙げられます。

中学校の成績が振るわなかったり、「調査書斜線」があったりする場合でも、入試本番で合格点を取ることで合格の可能性が大きく広がります。

学力検査一本で勝負できる学校も存在するため、内申点に不安がある生徒にとっては大きなチャンスとなるでしょう。

個別相談会で事情を伝えやすい

不登校からの私立高校受験では、多くの学校が開催する個別相談会が重要な機会となります。個別相談会は、生徒と保護者が学校の先生と一対一で話せる場です。

調査書だけでは伝わらない不登校中の状況や本人の今の気持ち、入学後の意欲などを直接伝えられます。個別相談会で前向きな印象を与えることで、選考の際に配慮してもらえるケースもあります。

積極的に参加し、学校との相互理解を深めることが大切です。

ひよこ生徒

個別相談会では、何を話せばいいのか分からなくて不安です。

ニワトリ先生

今の気持ちや、高校で頑張りたいことを素直に伝えることが大切ですよ。

「別室受験」など配慮してくれる学校もある

不登校からの私立高校受験の際に、試験当日の環境に不安がある場合、別室受験などの配慮をしてくれる学校もあります。

大勢の受験生がいる教室では緊張してしまう生徒のために、別室で落ち着いて試験を受けられるようにする対応です。

別室受験のような配慮を希望する場合は、事前に学校へ相談しておく必要があります。個別相談会などの機会を利用して、受験方法についても確認しておきましょう。

サポート体制が充実している学校を探す

不登校からの私立高校進学では、入学後のサポート体制が充実している学校を探す視点も不可欠です。私立高校は、学校ごとに特色ある教育や支援を行っています。

たとえば、スクールカウンセラーが常駐していたり、個別の学習計画を立ててくれたりする学校も存在します。入学後に再び学校生活でつまずかないためにも、説明会やパンフレットで支援体制をしっかり確認し、お子さんが安心して通える環境の学校を選びましょう

【学年別】不登校からの高校受験で今すぐできること

不登校からの高校受験は、学年ごとに準備すべきことが異なります。焦らず、今の学年に合った対策を進めることが大切です。

学年別に、今すぐできる具体的な準備を解説します。

中学1・2年生がやるべき準備

不登校から高校受験を考える中学1・2年生は、将来に向けた土台作りの期間と捉えることが重要です。心と体を休ませ、エネルギーを蓄えることを最優先にしましょう。

中学1・2年生の時期にできる準備は、以下のとおりです。

  • 生活リズムを整える
  • 短時間からでも家庭学習の習慣をつける
  • 自分の興味や好きなことを見つける
  • 保健室登校やフリースクールの利用を検討する

この時期は学力向上だけを目標にせず、自己肯定感を育むことを意識しましょう。

ニワトリ先生

この時期は焦らないことが一番です。まずはエネルギーを充電しましょうね。

中学3年生がやるべき準備

不登校からの高校受験を控える中学3年生は、より具体的な行動を起こす時期です。志望校の選択や入試対策など、親子で協力して進めていく必要があります。

中学3年生がやるべき準備は、主に以下の4つです。

  • 進路に関する本格的な情報収集
  • 目標設定と学習計画の作成
  • 学校説明会や個別相談会への参加
  • 提出物や定期テストへの対応

受験までの限られた時間を有効に使うため、優先順位を決めて取り組むことが合格への鍵となります。

小学校から不登校が続いている場合

小学校から不登校が続いている場合、無理に全日制高校を目指すのではなく、本人が安心して学べる環境を探すことが最優先です。

学校という集団生活から長く離れているため、本人のペースに合わせた進路選択が求められます。通信制高校やサポート校など、個別の状況に手厚い配慮がある学校を中心に検討するのが現実的です。

高校進学だけでなく、高卒認定試験の活用も視野に入れると、将来の選択肢が広がります。

不登校の子どものための高校の選び方

不登校を経験したお子さんにとって、高校選びは再スタートの重要な一歩です。学力や偏差値だけでなく、お子さんの特性に合った環境を見つける視点が求められます。

ここでは、高校選びで失敗しないための5つのポイントを解説します。

ひとつずつ見ていきましょう。

選び方①子どもの現状と学習意欲を確認する

不登校の子どものための高校選びでは、まずお子さんの現状と学習意欲を親子で冷静に確認することが最も重要です。

親の希望だけで学校を決めず、以下の点について話し合いましょう。

  • 心身のエネルギーはどのくらい回復しているか
  • 毎日通学できそうか
  • どのような学び方に興味があるか
  • 高校生活で不安なことは何か

本人の気持ちや状態を第一に考え、無理のない選択をすることが、高校生活を続けるための土台となります。

ニワトリ先生

高校選びで一番大切なのは、お子さん本人の気持ちです。じっくり話し合いましょう。

選び方②調査書を重視しない高校を探す

不登校からの高校選びのポイントとして、調査書(内申点)を重視しない学校を探すことも挙げられます。欠席日数や成績に不安がある場合、調査書の影響が少ない学校を選ぶのは現実的な戦略です。

私立高校や通信制高校のなかには、当日の学力検査や面接、作文などで総合的に評価する学校が多く存在します。入試情報をしっかり確認し、お子さんが実力を発揮しやすい選抜方法の学校を見つけましょう。

選び方③学校のサポート体制や指導実績を調べる

不登校の子どものための高校選びでは、学校のサポート体制や指導実績を事前に詳しく調べる必要があります。とくに、以下のような支援が整っているかは重要な確認項目です。

  • スクールカウンセラーの配置
  • 個別の学習支援や補習の有無
  • 不登校経験のある生徒の受け入れ実績

学校のホームページやパンフレットを読み込むだけでなく、説明会で直接質問し、具体的な支援内容を比較検討しましょう。

選び方④学校見学会や説明会に積極的に参加する

不登校からの高校選びを進めるうえで、学校見学会や説明会へ積極的に参加することは不可欠です。資料だけではわからない、学校の実際の雰囲気を肌で感じられます。

可能であれば、お子さんと一緒に参加し、生徒や先生の様子、校内の環境などを直接見てみましょう。多くの説明会では個別相談の機会も設けられています。

不登校に関する学校側の考え方や受け入れ態勢について、直接質問できる貴重な機会です。

選び方⑤通学のしやすさや学校の雰囲気を確かめる

不登校からの高校選びの最終段階では、通学のしやすさや学校の雰囲気がお子さんに合っているかを確かめましょう。

毎日のことなので、通学時間が長すぎたり、満員電車が大きな負担になったりすると、登校のハードルが上がります。学校全体の雰囲気も大切です。

生徒たちが落ち着いた様子か、にぎやかなのかなど、お子さん自身が「ここなら通えそう」と感じられるかが長続きの秘訣です。

高校受験に向けた内申点・学力対策

不登校からの高校受験では、内申点と学力に関する不安は誰もが抱える問題です。しかし、学校に通えていなくても、対策できることはあります

ここでは、内申点と学力を補うための具体的な対策を5つ解説します。

ひとつずつ見ていきましょう。

内申点を上げるための具体的なアクション

不登校の状況から内申点を少しでも上げるためには、以下のうち、できそうなことから試してみましょう。

  • 提出物だけでも期限内に仕上げて出す
  • 定期テストや実力テストだけでも受ける
  • 保健室や図書室への登校を試みる
  • 担任の先生と定期的にコミュニケーションを取る

これらの行動は、学習への意欲を示す姿勢として評価され、内申点に反映される可能性があります。今できる範囲での具体的なアクションが大切です。すべてを完璧にこなす必要はありません。

保健室登校やフリースクールは出席扱いになるのか

不登校からの高校受験では、保健室登校やフリースクールでの活動が出席扱いになる場合があります。学校教育法施行規則により、学校長が認めれば、教室外の学習活動も出席日数として算入できる制度です。

ただし、これは自動的に適用されるわけではありません。保護者から学校へ相談し、フリースクールなどと連携を取りながら、学校長の許可を得る必要があります。

出席扱いを希望する場合は、早めに担任の先生やスクールカウンセラーに相談しましょう。

学力不足を補うための勉強法

不登校による学力不足を補うための具体的な勉強法は、以下のとおりです。集団授業のペースに合わせる必要がないため、個別最適化された学習が可能です。

  • 不安な単元までさかのぼり、基礎から復習する
  • オンライン教材や映像授業で自分のペースで学ぶ
  • 不登校支援の実績がある家庭教師や塾に相談する

本人のペースに合った効率的な勉強法を見つけることが重要であるため、焦らずスモールステップで成功体験を積み重ねることが、学習意欲の維持につながります

ひよこ生徒

勉強が遅れていて、どこから手をつけていいか分かりません。

ニワトリ先生

大丈夫。まずは自分が「分かるところ」まで戻って、基礎から復習しましょう。

定期テストだけでも受けるメリット

不登校からの高校受験において、定期テストだけでも受けることには大きなメリットがあります。最大のメリットは、成績がつくことで、内申書に「斜線」が入るのを避けられる点です。

点数に関わらず、成績が「1」でもつけば、評価の対象になります。テストを受けることで、現在の学力や苦手分野を客観的に把握できるため、その後の学習計画を立てる上でも役立ちます。

別室での受験など、受けやすい環境を相談することも可能です。

提出物だけでも出すことの重要性

不登校の生徒にとって、提出物だけでも出すことは、内申点対策として大きい加点になります。内申点は、テストの点数だけで決まるわけではありません。

学習への関心・意欲・態度も評価の対象です。期限内に提出物を出すことで、学校に行けなくても学習意欲があるという前向きな姿勢を先生に示すことができます。

この姿勢は、調査書の所見欄に良い影響を与えたり、成績評価の判断材料になったりする場合があります。

不登校の高校受験で親ができるサポートと心構え

不登校のお子さんにとって、高校受験は親子で乗り越える大きな挑戦です。親のサポートと心構えが、お子さんの精神的な安定と合格の可能性に大きく影響します。

ここでは、親ができるサポートと心構えについて5つのポイントを解説します。

ひとつずつ見ていきましょう。

子どもと足並みを揃え焦らない

不登校の高校受験で親ができるサポートとして、お子さんと足並みを揃え、焦らない姿勢を保つことが最も大切です。

親が焦ると、その不安がお子さんに伝わり、プレッシャーで動けなくなってしまう可能性があります。一番不安なのはお子さん自身であることを理解し、まずは安心できる家庭環境をつくることに専念しましょう。

三歩進んで二歩下がることがあっても、お子さんのペースを信じて見守る姿勢が、結果的に前進につながります。

子どもに寄り添い将来について話し合う

不登校のお子さんをサポートするために、本人に寄り添い、将来について一緒に話し合う時間を作りましょう。高校進学だけを話題にするのではなく、お子さんが好きなことや興味があることを切り口に、将来の夢やなりたい姿を親子で共有することが大切です。

頭ごなしに指示するのではなく、お子さんの考えや気持ちを尊重する対話を心がけることで、本人の学習意欲が自然と引き出されるきっかけになります。

学習しやすい家庭環境を整える

不登校のお子さんの高校受験では、学習しやすい家庭環境を整えるサポートが大きな力になります。具体的には、以下のような配慮が考えられます。

  • 勉強に集中できる静かなスペースを用意する
  • 生活リズムが乱れないよう声かけなどで支える
  • 学習の進め方について相談に乗る

親が勉強を直接教える必要はありません。お子さんが「勉強しよう」と思ったときに、スムーズに行動へ移せる環境を作っておくことが、家庭でできる重要なサポートです。

ニワトリ先生

お子さんが安心して過ごせる環境作りが、学習への第一歩になりますよ。

複数の選択肢を提示し子どもに選ばせる

不登校からの高校受験では、親が複数の選択肢を提示し、最終的な決定はお子さんに委ねるというサポートが有効です。

全日制や通信制、定時制など、さまざまな高校の情報を親が集めてお子さんに提供しましょう。その上で、「どの学校が自分に合っているか」をお子さん自身に考えさせるのがおすすめです。

自分で決めた進路だからこそ、お子さんに責任感が生まれ、高校生活を続ける強い動機となります。

学校の先生との情報共有を密にする

不登校のお子さんの高校受験を円滑に進めるため、親が中学校の先生との情報共有を密に保つことは不可欠です。先生と定期的に連絡を取ることで、提出物の受け渡しや、内申点に関する相談がしやすくなります。

学校側もお子さんの状況を理解し、協力的な姿勢を示してくれる可能性が高まります。お子さんに代わって親が学校とのパイプ役を担うことが、受験手続きをスムーズに進めるための重要なサポートです。

不登校からの高校受験で頼れる相談先一覧

不登校からの高校受験は、親子だけで抱え込む必要はありません。学習支援や進路相談、精神的なサポートなど、さまざまな専門機関や団体を頼ることができます。

ここでは、不登校の高校受験で頼れる相談先を5つ紹介します。

ひとつずつ見ていきましょう。

中学校の担任やスクールカウンセラー

不登校からの高校受験において、中学校の担任やスクールカウンセラーは最も身近な相談先です。調査書(内申書)の作成や出願手続きなど、受験に必要な事務連絡は担任の先生が窓口となります。

進路に関する公式な情報や、お子さんの学校での様子を最もよく知る存在です。スクールカウンセラーは心のケアの専門家として、お子さんや保護者の精神的なサポートをしてくれます。

不登校に強い塾や家庭教師

不登校の生徒への学習支援では、不登校に強い塾や家庭教師が頼れる相談先になります。不登校の生徒指導に特化したノウハウを持ち、一人ひとりの学習ペースやメンタル面に合わせた指導が期待できます。

学力向上はもちろん、不登校経験者を受け入れている高校の情報に詳しい場合も多いです。学習面の不安解消と、進路情報の収集を同時に進められる心強いパートナーです。

ニワトリ先生

学習面の不安は、専門家の力を借りるのも良い方法です。一人で抱え込まないでください。

教育支援センター(適応指導教室)

不登校からの高校受験では、教育支援センター(適応指導教室)も公的な相談先のひとつです。教育委員会が設置する機関で、学校以外の場所に安心して通える子どもの居場所を提供しています。

教育支援センターでの活動が、在籍する中学校の出席日数として認められる場合があります。内申点への加点が期待できるだけでなく、集団生活に慣れるためのステップとしても活用できるでしょう。

不登校の親の会・サポート団体

不登校のお子さんを持つ保護者にとって、不登校の親の会・サポート団体は悩みを共有できる貴重な相談先です。同じ経験を持つ親同士で情報交換をしたり、悩みを分かち合ったりすることで、精神的な孤立を防げます。

また、地域の学校情報や、医療機関、フリースクールなど、当事者ならではの口コミ情報を得ることも可能です。保護者の精神的な安定が、お子さんの支えになります。

公的な相談窓口

不登校に関する悩みは、学校以外にもさまざまな公的な相談窓口で相談できます。どこに相談していいかわからない場合の最初のステップとして活用できます。

  • 児童相談所
  • ひきこもり地域支援センター
  • 教育相談センター
  • いのちの電話

これらの機関では、専門の相談員が匿名で話を聞いてくれる場合も多く、客観的なアドバイスを受けることが可能です。

高校受験におすすめの不登校支援に強い塾・家庭教師

不登校からの高校受験では、家庭学習だけでは限界がある場合も少なくありません。専門的なサポートを受けることで、学習面と精神面の両方で大きな支えになります。

ここでは、不登校支援の実績が豊富で、高校受験対策にも対応している塾や家庭教師を紹介します。

お子さんに合ったサービスを見つける参考にしてください。

キズキ共育塾|復学支援と伴走サポートで見通しが立ちやすい

キズキ共育塾

出典:kizuki.or.jp

対象年齢小学生〜社会人
※不登校、ひきこもり、発達障害、中退、通信制高校などで学習にブランクがある人
授業形態1対1の完全個別指導(対面・オンライン)
入会金入会金:16,500円、事務手数料:5,500円選抜費:11,000円〜(コースによって変動)
料金「1回80〜110分の授業を、月4回受講」して月額28,000円から
無料体験
講師登校・中退・ひきこもりなど、様々な困難を乗り越えた経験を持つ講師が多数在籍。
特徴・不登校・中退・ひきこもりなど、挫折経験のある方を専門にサポート
一人ひとりの状況に合わせた完全オーダーメイドの学習計画
授業を何度でもやり直せる「授業の再設定」が可能
進路相談や生活面のサポートも行う「総合支援」

キズキ共育塾は、不登校や中退を経験した生徒を専門とする個別指導塾です。学習面のサポートはもちろん、一人ひとりの心に寄り添う「伴走支援」が特徴。

経験豊富な講師が勉強の遅れを取り戻すだけでなく、自己肯定感を育みながら進路実現をサポートします。学習計画の立て方から相談したい人や、もう一度勉強を頑張りたいけれど一人では不安な人に特におすすめです。

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ティントル|不登校専門の伴走支援で学びが再開しやすい

ティントル

出典:hikaku.tintle.net

対象年齢小学生・中学生・高校生
授業形態オンラインでの個別指導
入会金28,600円
料金小学生 1,300円〜/月
中学生 1,850円/月
高校生 2,950円/月
無料体験
講師大学生講師、社会人講師
特徴・不登校の生徒を専門としたオンライン家庭教師
学習支援だけでなく、精神的なサポートや進路相談にも対応
一人ひとりの状況に合わせた個別カリキュラムを作成
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ティントルは、不登校専門のオンライン家庭教師サービスです。専門カウンセラーの資格を持つ教師が、学習指導だけでなくメンタルケアも行い、お子さんが学びを再開できるようサポートします。

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オンライン家庭教師マナリンク

出典:manalink.jp

対象年齢小学生 〜 高校生・浪人生・社会人
授業形態完全オンラインのマンツーマン個別指導(Zoom/専用アプリ)
入会金19,800 円
料金小学生:15,000〜18,000円/月
中学生:16,000〜20,000円/月
高校生:18,000〜25,000円/月
無料体験
講師塾経営者・プロ家庭教師・教員免許保持者など社会人プロ講師が中心
特徴・入会金19,800円+授業料のみで教材費・管理費・解約金なしのシンプル料金体系 
・社会人プロ講師を事前動画で指名でき、相性が合わなければ交代無料 
・完全オンライン&最短当日スタート、45〜60分の無料体験からすぐに本授業へ移行可能 
・科目・学年・目的別に細分化されたコース(発達障害・海外子女・公務員試験など)でニーズに合わせやすい

オンライン家庭教師マナリンクは、指導経験豊富なプロ講師を自分で選べるのが大きな特徴です。不登校生の指導実績がある講師や、特定の教科に特化した専門家など、お子さんの状況や目標にぴったりの先生を見つけられます。

相性の良い先生と二人三脚で学習を進められるため、モチベーションを維持しやすいでしょう。先生との相性を重視したい人や、特定の教科を重点的に対策したい人におすすめです。

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巣立塾|在宅個別と心理的安全性の確保で安心しやすい

巣立塾

出典:sudachi.support

対象年齢小1〜高3の不登校・学習遅れが気になるお子さん(不登校から復帰したお子さんも対象)
授業形態オンラインによる1対1の個別指導
入会金要問い合わせ
料金要問い合わせ個別見積もり
無料体験
講師不登校支援の専門知識とノウハウを持つ講師
特徴不登校の生徒を専門にサポート
・一人ひとりの学習ペースや理解度に合わせたオーダーメイドのカリキュラム
・学習の遅れを取り戻し、「自ら学ぶ力」を育てる指導
・運営会社は1,500名以上の不登校支援実績を持つ株式会社スダチ

巣立塾は、不登校支援の専門家が運営するオンライン個別指導塾です。生徒の「心理的安全性」を第一に考え、無理なく学習に取り組める環境を提供しています。

メタバース空間での交流など、ユニークな取り組みも魅力で、自宅にいながら社会とのつながりを感じられます。人とのコミュニケーションに不安があるお子さんや、安心して学習できる居場所を探している人におすすめです。

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すらら|無学年式アダプティブ教材で戻り学習が進みやすい

すらら

出典:surala.jp

対象年齢小学生・中学生・高校生
授業形態オンライン教材(eラーニング)と「すららコーチ」による学習サポートを組み合わせた形式
入会金11,000円
※キャンペーンにより変動する場合あり
料金小学生:8,800円~/月
中学生:8,800円~/月
高校生:8,800円~/月
無料体験
講師「すららコーチ」と呼ばれる、現役の塾講師が学習をサポート。
特徴学年に縛られず、さかのぼり学習や先取り学習が自由自在な「無学年式」
・キャラクターとの対話形式で進むレクチャーで、飽きずに学習を継続できる
・AI搭載ドリルが、つまずきの原因を自動で特定し、一人ひとりに合った問題を出題
・不登校生の出席扱い制度にも対応

すららは、AIを搭載した無学年式のオンライン教材です。学年に縛られず、お子さんの学力に合わせて小学校の範囲からさかのぼって学習できる「戻り学習」が特徴。

AIがお子さんのつまずきの原因を特定し、最適な問題を出してくれるため、効率的に学力不足を解消できます。自分のペースで基礎からじっくり復習したい人や、ゲーム感覚で楽しく勉強したいお子さんにおすすめです。

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不登校の高校受験に関するよくある質問(FAQ)

不登校からの高校受験では、多くの保護者の方が同じような疑問や不安を抱えています。ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。

不登校からの高校受験は欠席日数が何日以上だと不利になるの?

不登校からの高校受験では、「年間30日以上の欠席」が不利になるかどうかのひとつの目安と言われます。

ただし、これはあくまで一般的な話であり、明確な基準は自治体や学校ごとに異なります。とくに私立高校では、欠席日数そのものより理由や現在の意欲を重視する傾向が強いです。

日数の心配よりも、個別相談会などで事情を正直に説明することが大切です。

高校入試で不登校枠を設けている高校はある?

不登校経験のある生徒を対象とした「不登校枠」を設けている高校は、実際に存在します。東京都のチャレンジスクールのように、自治体が設置している公立高校の一部や、私立高校、通信制高校などで見られます。

これらの選抜では、内申書を重視せず、面接や作文で本人の意欲を評価する場合がほとんどです。お住まいの地域で該当する高校がないか、調べてみる価値はあります。

中3で不登校でも高校に進学できる?

中学3年生で不登校になった場合でも、高校に進学することは十分に可能です。中学3年生の成績は内申点に大きく影響しますが、諦める必要はありません。

内申点よりも当日の学力検査を重視する私立高校や、内申書が合否に影響しない通信制高校などが現実的な選択肢となります。

残された時間を有効に使い、お子さんに合った受験戦略を立てることが重要です。

不登校で内申点がオール1でも行ける高校はある?

不登校が原因で内申点がオール1に近い場合でも、行ける高校はあります。選択肢は限られますが、内申点を問わない、あるいは重視しない高校が主な対象です。

具体的には、一部の私立高校や通信制高校、チャレンジスクールなどが挙げられます。これらの高校では、学力試験や面接の結果で合否が決まるため、中学校の成績に関わらず合格のチャンスがあります。

高校受験の面接で不登校の理由を聞かれたらどう答えればいい?

不登校の理由を面接で聞かれた際は、正直に伝えつつ、前向きな姿勢を示すことが大切です。以下の点を意識して、自分の言葉で話せるように準備しておきましょう。

  • 過去を振り返り、反省している点を簡潔に話す
  • 他人のせいにせず、自分の課題として捉えていることを示す
  • その経験から何を学んだかを伝える
  • 高校では心機一転頑張りたいという入学意欲をアピールする

つらい経験を乗り越え、高校生活に期待しているという未来志向の回答が好印象を与えます。

高校入学後にまた不登校にならないか心配なんだけど?

高校入学後に再び不登校になる不安を解消する最も有効な対策は、入学する高校をお子さんの「今の状態」に合わせて慎重に選ぶことです。

偏差値や知名度だけで選ばず、サポート体制が手厚いか、校風がお子さんに合っているかなど、本人が安心して通える環境を最優先にしましょう。

無理のないスタートを切ることが、継続的な登校につながります。

起立性調節障害で朝起きられない場合も高校受験で配慮してもらえる?

起立性調節障害など、医学的な診断がある場合は、高校受験で配慮してもらえる可能性があります。医師の診断書を提出することで、試験時間を繰り下げたり、別室での受験を許可されたりするケースです。

ただし、学校によって対応は異なるため、事前の相談が不可欠です。中学校の先生を通じて、受験を希望する高校へ早めに相談し、必要な手続きを確認しておきましょう。

まとめ

この記事では、不登校からの高校受験について、内申点の影響から学校選び、具体的な対策まで詳しく解説しました。

不登校からの高校受験を成功させるポイントは以下のとおりです。

  • 調査書(内申点)の影響を正しく理解し、重視しない学校も視野に入れる
  • 全日制だけでなく、通信制や定時制など多様な選択肢から検討する
  • 学校説明会や個別相談会に積極的に参加し、サポート体制を確認する
  • 親子だけで抱え込まず、塾や家庭教師など外部の専門家を頼る

最も大切なのは、偏差値や世間体ではなく、お子さん自身が「ここなら通えそう」と思える環境を見つけることです。不登校は、決して特別なことではありません。

この記事を参考に、お子さんのペースに合わせた進路選択を進め、未来への明るい一歩を踏み出してください。

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この記事を書いた人

国内最大級の塾・家庭教師・予備校検索サービス「成績アップの窓口」を運営する編集部です。
教育分野に精通した専門ライターが在籍し、全国の教室データや独自調査をもとに一次情報を精査。信頼できる記事を企画・制作し、読者にとって実践的かつ権威ある学習情報を発信しています。

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