神奈川の私立中学は数多くあり、校風や教育方針も学校によって千差万別です。「神奈川県私立中学」や「私立中学神奈川」で検索しても情報が溢れていて、わが子に合う学校がどこなのか、神奈川県の私立中学一覧からどう選べばいいのか迷ってしまう保護者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、神奈川の私立中学おすすめ一覧を共学校・男子校・女子校別に紹介するとともに、失敗しない選び方やメリット・デメリットについて徹底解説します。
6年間通う学校だからこそ、偏差値だけでなく校風や通学のしやすさもしっかり確認して、お子さまが一番輝ける学校を選びましょう。
- 【共学・男子・女子】神奈川の私立中学おすすめ一覧
- 失敗しない神奈川の私立中学の選び方7選
- 神奈川の私立中学に通うメリット・デメリット
- 2025年度の入試日程と説明会情報の活用法
【共学校】神奈川の私立中学おすすめ一覧
聖ヨゼフ学園中学校

| 所在地 | 神奈川県横浜市鶴見区東寺尾北11-1 |
|---|---|
| アクセス | JR京浜東北線「鶴見駅」西口よりバス約10分 |
| 日能研R4偏差値 | 39 |
| 種別 | 共学校 |
| 中高区分 | 中・高 |
聖ヨゼフ学園は、アットホームな校風と充実したコミュニケーションスペースが魅力的です。 校舎の中心には「アゴラ」と呼ばれる広場があり、休み時間や放課後には生徒たちが集い、学年を超えた交流や学習が行われる開放的な空間になっています。
全館Wi-Fi完備に加え、全教室にプロジェクターが設置されているなどICT環境も整っています。 英語教育に力を入れている同校ならではの「Global Room」は、ネイティブ教員と日常的に交流できるスペースとなっており、日本にいながら留学のような雰囲気を味わえるのも大きな特徴です。
【男子校】神奈川の私立中学おすすめ一覧
浅野中学校

出典:asano.ed.jp
| 所在地 | 神奈川県横浜市神奈川区子安台1-3-1 |
|---|---|
| アクセス | JR京浜東北線「新子安駅」より徒歩8分 |
| 日能研R4偏差値 | 64 |
| 種別 | 男子校 |
| 中高区分 | 中・高 |
浅野中学校は、広大な敷地を活かした充実の施設群が魅力的です。 「銅像山」と呼ばれる小高い丘全体がキャンパスとなっており、横浜市内とは思えないほどの豊かな自然と静寂な環境が広がっています。
特筆すべきは独立棟となっている図書室で、約6万冊の蔵書を誇り、自習スペースも豊富に用意されているため、深い思考や探究学習に没頭できます。
全面人工芝の広大なグラウンドやテニスコート、ボクシングジムなど、文武両道を支える運動施設も非常に充実しており、伸び伸びと学校生活を送ることができます。
【女子校】神奈川の私立中学おすすめ一覧
フェリス女学院中学校

出典:ferris.ed.jp
| 所在地 | 神奈川県横浜市中区山手町178 |
|---|---|
| アクセス | みなとみらい線「元町・中華街駅」・JR根岸線「石川町駅」より徒歩10分 |
| 日能研R4偏差値 | 62 |
| 種別 | 女子校 |
| 中高区分 | 中・高 |
フェリス女学院は、横浜山手の丘の上に位置し、歴史ある建築とモダンな設備が調和した美しいキャンパスが魅力的です。
学校のシンボルでもある「カイパー記念講堂」は、荘厳なパイプオルガンを備えており、毎朝の礼拝や行事で美しい音色を響かせ、生徒たちの感性を豊かに育みます。
校舎からは横浜港やみなとみらいの景色を一望でき、開放感あふれる環境です。 図書室は木のぬくもりを感じられる落ち着いた空間で、蔵書も充実しており、知的好奇心を満たすための静かで快適な学習環境が整えられています。
私立中学を選ぶ際の確認ポイント
神奈川の私立中学を選ぶ際の確認ポイントは多岐にわたりますが、6年間通い続けるために必ずチェックしておきたい項目は主に7つです。
- 子どもの性格と学校の教育方針が合っているか
- 自宅から無理なく通える通学時間か
- 6年間の学費総額と家計のバランスは取れるか
- 大学への進学実績や指定校推薦枠は充実しているか
- 実際に学校へ足を運び先生や生徒の雰囲気を見る
- 入りたい部活動ややってみたい行事があるか
- 食堂やカフェテリアなどお昼ごはんの環境はどうか
詳しく解説します。
選び方①子どもの性格と学校の教育方針が合っているか
神奈川の私立中学を選ぶ際の確認ポイント1つ目は、子どもの性格と学校の教育方針が合っているかです。
学校の校風や教育方針は千差万別であり、子どものタイプによって向き不向きがはっきりと分かれます。以下の表を参考に、お子さまがどちらのタイプに近いか考えてみてください。
| 学校のタイプ | 向いている子どもの特徴 |
|---|---|
| 自主性を重んじる学校 | ・自分で計画を立ててコツコツ勉強できる ・好奇心が旺盛で、自由な発想を持っている ・束縛されるのが苦手で、のびのび過ごしたい |
| 管理型で面倒見のいい学校 | ・学習習慣がまだ定着しておらずサポートが必要 ・言われたことを真面目にこなすのが得意 ・きめ細やかな指導で着実に成績を伸ばしたい |
ミスマッチを防ぐためにも、子どもがのびのびと力を発揮できる環境かどうかを見極めることが重要です。
選び方②自宅から無理なく通える通学時間か
神奈川の私立中学を選ぶ際の確認ポイントとして、自宅から無理なく通える通学時間かどうかも重要です。一般的に、通学時間はドア・ツー・ドアで1時間以内が目安とされています。
神奈川県内は路線が多く便利ですが、乗り換えの回数や混雑状況によっては、予想以上に体力を消耗します。6年間毎日のことなので、通学時間が長すぎると勉強や部活動、睡眠時間が削られてしまうリスクがあるため、通学経路の負荷も考慮して選びましょう。
選び方③6年間の学費総額と家計のバランスは取れるか
神奈川の私立中学を選ぶ際の確認ポイントには、6年間の学費総額と家計のバランスは取れるかという点も挙げられます。
私立中学に通う場合、授業料以外にもさまざまな費用が発生するため、総額を把握しておく必要があります。
- 入学金および授業料
- 施設維持費
- 制服・指定用品代
- 教材費・修学旅行積立金
- 通学定期代
公立中学と比較して経済的な負担が大きくなるため、特待生制度の活用なども含めて、無理のない資金計画を立てましょう。
選び方④大学への進学実績や指定校推薦枠は充実しているか
神奈川の私立中学を選ぶ際の確認ポイントで重要なのが、大学への進学実績や指定校推薦枠が充実しているかです。大学附属校であれば内部進学の条件や他大学受験の可否、進学校であれば国公立や難関私大への合格実績を確認します。
指定校推薦枠が多い学校は、日頃の学習を頑張ることで希望の進路を叶えやすい環境です。将来の目標や希望する進路に合わせて、出口戦略を見据えた学校選びをしましょう。
選び方⑤実際に学校へ足を運び先生や生徒の雰囲気を見る
神奈川の私立中学を選ぶ際の確認ポイントとして、実際に学校へ足を運び先生や生徒の雰囲気を見ることも欠かせません。
パンフレットやWebサイトの情報だけでは分からない「リアルな学校の姿」を確認するために、以下のポイントをチェックしてみてください。
- 先生と生徒の距離感や接し方
- すれ違った際の生徒の挨拶や表情
- 校舎やトイレなどの清掃状況
- 休み時間の教室や廊下の雰囲気
子ども自身が「この学校に通いたい」と肌で感じる直感も、学校選びにおける大切な判断基準になります。
選び方⑥入りたい部活動ややってみたい行事があるか
神奈川の私立中学を選ぶ際の確認ポイントには、入りたい部活動ややってみたい行事があるかという点もあります。勉強だけでなく、部活動や学校行事は中高6年間の学校生活を充実させる大きな要素です。
強豪の部活に入りたい、特定のスポーツや文化活動に打ち込みたいなど、子どもの希望が叶う環境があるか確認しましょう。
行事の盛り上がりや生徒主体の運営など、学校ごとの特色を知ることも楽しみの一つです。
選び方⑦食堂やカフェテリアなどお昼ごはんの環境はどうか
神奈川の私立中学を選ぶ際の確認ポイントとして、食堂やカフェテリアなどお昼ごはんの環境はどうかもチェックしておきましょう。
学校によって昼食のスタイルは異なり、共働き家庭などでお弁当作りが難しい場合は、学校側のサポート体制が重要になります。
- 食堂やカフェテリアの有無とメニュー
- お弁当の注文・販売システムの有無
- パンや軽食の自動販売機の有無
毎日のことだからこそ、保護者の負担や子どもの栄養バランスも考慮して選ぶことをおすすめします。
神奈川の私立中学に通うメリット
神奈川の私立中学に通うメリットは、独自の教育環境や中高一貫校ならではのゆとりある学校生活など、主に6つの点が挙げられます。
公立中学にはない魅力的な環境が整っているため、子どもの可能性を大きく広げられます。
- 独自の教育カリキュラムで学力をしっかり伸ばせる
- 充実した設備や環境で部活動や行事に打ち込める
- 高校受験がないため中高6年間でのびのび過ごせる
- 学校ごとの教育方針で心の成長を支えてくれる
- 先生の手厚いサポートで希望の進路に近づける
- 同じ目標を持つ仲間と出会い一生の友達ができる
順に見ていきましょう。
メリット①独自の教育カリキュラムで学力をしっかり伸ばせる
神奈川の私立中学に通うメリットの1つ目は、独自の教育カリキュラムで学力をしっかり伸ばせることです。私立中学では、文部科学省の学習指導要領にとらわれない柔軟なカリキュラムを組むことができます。
多くの学校で「先取り学習」を取り入れており、高校の内容を早期に学ぶことで大学受験に向けた演習時間を十分に確保可能です。
英語教育や理数教育に特化したプログラムを持つ学校も多く、得意分野をさらに伸ばせる環境が整っています。
メリット②充実した設備や環境で部活動や行事に打ち込める
神奈川の私立中学に通うメリットとして、充実した設備や環境で部活動や行事に打ち込める点も挙げられます。私立校の多くは、公立校を上回る施設を有しており、さまざまな活動に専念できる環境が整っています。
- 広大な人工芝グラウンドや全天候型トラック
- 屋内温水プールやトレーニングルーム
- 専門的な機材がそろった理科実験室
- 蔵書数が多く自習スペースも完備された図書館
ICT環境も整備されており、タブレット端末を活用した効率的な学習や活動が可能なケースも多いです。
メリット③高校受験がないため中高6年間でのびのび過ごせる
神奈川の私立中学に通うメリットには、高校受験がないため中高6年間でのびのび過ごせる点も大きな魅力です。公立中学のように高校入試のための内申点対策や受験勉強に追われることがないため、生まれた時間をさまざまな活動に有効活用できます。
- 部活動や習い事への専念
- 海外留学や語学研修への参加
- 将来の夢に向けた探究活動やボランティア
精神的な余裕を持って、思春期の大切な時期を自分のやりたいことに費やせるのは貴重な経験です。
メリット④学校ごとの教育方針で心の成長を支えてくれる
神奈川の私立中学に通うメリットの4つ目は、学校ごとの教育方針で心の成長を支えてくれることです。キリスト教や仏教などの宗教に基づく学校や、創立者の強い理念を受け継ぐ学校など、私立中学には確固たる教育方針があります。
日々の礼拝や道徳教育を通じて、他者を思いやる心や奉仕の精神、自律心を育みます。多感な時期に「人としてどうあるべきか」を学ぶ機会が豊富にあるため、人間的にも大きく成長できる環境です。
メリット⑤先生の手厚いサポートで希望の進路に近づける
神奈川の私立中学に通うメリットとして、先生の手厚いサポートで希望の進路に近づける点も見逃せません。私立中学の先生は異動が少なく、6年間を通して生徒の成長を見守ってくれるケースも珍しくありません。
生徒一人ひとりの性格や成績を深く理解したうえで、適切な進路指導や学習フォローを行ってくれます。放課後の補習や個別相談など、きめ細やかなバックアップ体制があるため、安心して目標に向かって進めます。
メリット⑥同じ目標を持つ仲間と出会い一生の友達ができる
神奈川の私立中学に通うメリットの最後は、同じ目標を持つ仲間と出会い一生の友達ができることです。中学受験という高いハードルを乗り越えて入学してきた生徒たちは、学習意欲や価値観が似ている傾向にあります。
共通の話題や目標を持っているため打ち解けやすく、切磋琢磨し合える関係を築けます。中高6年間という長い時間を共に過ごした仲間は、卒業後も続く「一生の財産」となるでしょう。
神奈川の私立中学に通うデメリット
神奈川の私立中学には多くのメリットがある一方で、費用面や生活面でのデメリットも存在します。入学後に「こんなはずではなかった」と後悔しないよう、マイナス面もしっかりと理解しておくことが大切です。
- 公立中学に比べて学費や通学費がかかる
- 通学時間が長くなり体力的な負担が増えることがある
- 地元の友人と疎遠になってしまう可能性がある
- 校風や学習のスピードが合わないと苦労する場合がある
- 保護者同士の付き合いや学校行事への参加が必要になる
詳しく解説します。
デメリット①公立中学に比べて学費や通学費がかかる
神奈川の私立中学に通うデメリットの1つ目は、公立中学に比べて学費や通学費がかかることです。義務教育である公立中学とは異なり、私立中学では授業料だけでなく、施設維持費や寄付金などさまざまな費用が発生します。
- 入学金、授業料、施設費
- 制服、鞄、指定ジャージ代
- 海外研修や修学旅行の積立金
- 電車やバスの通学定期代
3年間、あるいは高校までの6年間で相当な出費となるため、経済的な計画性が求められます。
デメリット②通学時間が長くなり体力的な負担が増えることがある
神奈川の私立中学に通うデメリットとして、通学時間が長くなり体力的な負担が増えることがある点も挙げられます。
徒歩で通える地元の公立中学とは違い、電車やバスを乗り継いで通学するケースが一般的です。満員電車での移動や重い荷物を持っての登下校は、成長期の身体にとって決して小さくない負担となります。
朝早く起きる必要があるため睡眠時間が削られ、生活リズムを整えるのに苦労する場合もあるでしょう。
デメリット③地元の友人と疎遠になってしまう可能性がある
神奈川の私立中学に通うデメリットには、地元の友人と疎遠になってしまう可能性がある点もあります。地元の公立中学に進む友人と生活圏が異なるため、放課後に遊んだり共通の話題で盛り上がったりする機会が減少します。
学校行事の日程や休日も異なることが多く、自然と疎遠になってしまうケースは少なくありません。地域とのつながりが希薄になることを寂しいと感じる子どももいるため、心のケアが必要です。
デメリット④校風や学習のスピードが合わないと苦労する場合がある
神奈川の私立中学に通うデメリットの4つ目は、校風や学習のスピードが合わないと苦労する場合があることです。中高一貫校の多くは授業の進度が速く、一度つまずくと遅れを取り戻すのが難しい傾向にあります。
入学した学校の校風が肌に合わない場合、6年間という長い期間を窮屈な思いで過ごさなければなりません。学力レベルだけでなく、校風との相性を慎重に見極めないと、入学後に深いつらさを抱えるリスクがあります。
デメリット⑤保護者同士の付き合いや学校行事への参加が必要になる
神奈川の私立中学に通うデメリットとして、保護者同士の付き合いや学校行事への参加が必要になる点も見逃せません。
私立中学では、PTA活動や保護者会、バザーなどの学校行事において、保護者の協力が求められる場面が多くあります。
- 定期的な保護者会やランチ会
- 文化祭や体育祭でのボランティア
- 寄付金募集への協力
熱心な保護者が多い学校では、親同士のネットワークが密になるため、仕事を持つ保護者にとっては負担に感じることもあるでしょう。
2025年度の入試日程と説明会情報
神奈川の私立中学入試を成功させるには、最新スケジュールを把握し、計画的に行動することが不可欠です。入試解禁日から逆算して、説明会や文化祭への参加、出願準備などを進めましょう。
ここでは、重要な日程と具体的なアクションについて以下の項目に分けて解説します。
- 神奈川県私立中学入試の解禁日とスケジュールの組み方
- パシフィコ横浜などで開催される合同説明会の活用法
- 文化祭やオープンスクールで学校の雰囲気をチェックする手順
- インターネット出願の方法と気をつけるべき注意点
- 適性検査型入試を行う私立中学という選択肢
順に見ていきましょう。
神奈川県私立中学入試の解禁日とスケジュールの組み方
2025年度の入試日程と説明会情報において、まず押さえておくべきは入試解禁日です。神奈川の私立中学入試は、東京都と同じく2月1日に解禁されます。
この日を皮切りに、2月1日午前・午後、2日、3日と短期間で複数の試験が実施されるため、以下のスケジュール例を参考に戦略を立てることが重要です。
| 日程 | 受験スケジュールの目安 |
|---|---|
| 2月1日(午前) | 第一志望校の受験が集中する日です。最も合格したい学校を選びましょう。 |
| 2月1日(午後) | 午前の手応えに関わらず、併願校や滑り止めの学校を受験するケースが増えています。 |
| 2月2日・3日 | 第一志望校の2回目入試や、併願校、再チャレンジの試験日程を組み込みます。 |
| 公立中高一貫校 | 例年2月3日に適性検査が実施されるため、私立との併願日程調整が必要です。 |
万が一の結果に備え、安全圏の学校をどこで受けるかという「併願戦略」も事前に練っておきましょう。
パシフィコ横浜などで開催される合同説明会の活用法
私立中学受験を検討しているなら、大規模な合同説明会の活用も欠かせません。神奈川の私立中学が一堂に会するイベントとして、毎年4月29日(祝)にパシフィコ横浜で開催される「神奈川私立中学相談会」が有名です。
一度に多くの学校のパンフレットを入手でき、先生と直接話せる貴重な機会を以下の表のように活用しましょう。
| 項目 | 活用ポイント |
|---|---|
| 事前予約 | 混雑緩和のため予約制になることが多いため、公式サイトをこまめにチェックして早めに予約します。 |
| 効率的な回り方 | 興味のある学校をリストアップし、優先順位をつけて回ることで時間を有効に使えます。 |
| 質問準備 | 教育方針や部活動、通学経路など、聞きたいことをメモしておくとスムーズに相談できます。 |
人気校のブースは混み合うため、早めの時間帯に参加することをおすすめします。
文化祭やオープンスクールで学校の雰囲気をチェックする手順
私立中学の志望校決定の決め手となるのが文化祭やオープンスクールです。神奈川の私立中学のリアルな雰囲気や生徒の様子を肌で感じるには、実際に足を運ぶのが一番です。
以下の手順とチェックポイントを参考にしてください。
| 手順 | チェックすべきポイント |
|---|---|
| 1. 日程確認と予約 | 学校HPで日程を確認し、必要であれば予約を入れます(上履きの有無も要確認)。 |
| 2. 生徒の観察 | すれ違う時の挨拶や表情、生徒同士の仲の良さなど、普段の様子を見ます。 |
| 3. 展示・発表の見学 | 部活動の熱気や学習成果の展示から、学校の活気や教育レベルを知ることができます。 |
| 4. 先生の対応 | 相談コーナーなどで先生と話し、親しみやすさや教育への熱意を確認します。 |
子ども自身が「この学校に通いたい!」と思えるかどうかが、受験勉強のモチベーションを左右します。
インターネット出願の方法と気をつけるべき注意点
私立中学受験を検討しているなら、近年主流となっているインターネット出願についても理解しておきましょう。
神奈川の私立中学でも導入が進んでおり、「miraicompass(ミライコンパス)」などのシステムを利用して24時間いつでも出願可能です。
ただし、以下の点には十分な注意が必要です。
| 注意項目 | 具体的な対策 |
|---|---|
| 入力ミス | 住所や氏名の漢字変換ミスがないか、必ず親子でダブルチェックを行います。 |
| 写真データ | スマホ撮影可の場合でも、規定のサイズ・形式・背景の顔写真データを事前に用意します。 |
| 受験票の印刷 | 出願完了後に受験票を自宅やコンビニで印刷し、当日持参するのを忘れないようにします。 |
| ID管理 | IDとパスワードは合格発表の照会にも使用するため、メモを取るなど厳重に管理します。 |
決済が完了して初めて出願となるため、期限ギリギリにならないよう余裕を持って手続きしましょう。
適性検査型入試を行う私立中学という選択肢
神奈川の私立中学の中には、横浜サイエンスフロンティアや南高等学校附属などの公立中高一貫校と併願しやすいよう、適性検査型の入試を導入する学校が増えています。
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 試験内容 | 単なる知識の暗記ではなく、思考力・判断力・表現力を問う記述式の問題が出題されます。 |
| メリット | 公立中高一貫校の対策がそのまま活かせるため、学習負担を抑えて併願することが可能です。 |
| 特典 | 成績優秀者には授業料免除などの特待生制度を用意している学校も多くあります。 |
公立中高一貫校が第一志望の場合、適性検査型入試を行う私立中学を併願校として検討するのは賢い戦略です。
神奈川の私立中学に関するよくある質問(FAQ)
神奈川の私立中学受験を検討する際、多くの保護者が抱く疑問や不安をまとめました。受験準備の開始時期や制度の仕組みなど、気になる点を解消して万全の状態で臨みましょう。
神奈川の私立中学受験はいつから準備すればいい?
神奈川の私立中学受験の準備は、一般的に小学3年生の2月(新4年生)から塾に通い始めるケースが最も多いです。
大手進学塾のカリキュラムが新4年生から受験対策モードに切り替わるため、このタイミングでスタートすると学習をスムーズに進められます。
| 時期 | 学習内容と特徴 |
|---|---|
| 新4年生(小3の2月) | 基礎固めと毎日の学習習慣を定着させる時期です。 |
| 新5年生 | 学習内容の難易度が上がり、本格的な受験勉強が始まります。 |
| 新6年生 | 志望校対策や過去問演習を中心とした実践的な学習を行います。 |
もちろん、5年生や6年生からスタートして合格するお子さんもいますが、学習量が膨大なため、早めに準備を始めるに越したことはありません。
神奈川の私立中学に行くと高校受験は本当にしなくていいの?
神奈川の私立中学(中高一貫校)に進学した場合、原則として高校受験をする必要はなく、無試験で系列の高校へ進学できます。
高校受験がない分、部活動や習い事、将来のための探究活動などに時間を有効活用できるのが最大のメリットです。
ただし、以下のような例外ケースもあるため注意が必要です。
- 成績不振や出席日数不足などで内部進学の基準を満たせない場合
- より高いレベルの大学を目指すために、あえて他高校を外部受験する場合
- 完全中高一貫校ではなく、高校からの募集も行う学校の場合
学校によって進学条件は異なるため、説明会などで確認しておきましょう。
神奈川で公立中高一貫校と私立中学の両方を受けることはできる?
神奈川で公立中高一貫校と私立中学の両方を受けることは可能であり、実際に併願する家庭も増えています。
神奈川県内の公立中高一貫校(横浜サイエンスフロンティア、南、相模原、平塚、川崎)の適性検査日は例年2月3日です。
私立中学の入試ピークは2月1日・2日なので、日程が重ならず併願スケジュールを組みやすいのが特徴です。
| 併願スタイル | 特徴と対策 |
|---|---|
| 私立対策メイン | 私立の4教科勉強を主軸にしつつ、公立の適性検査対策を追加で行います。 |
| 公立対策メイン | 適性検査型入試を行う私立中学を併願校として選び、記述力や思考力を活かします。 |
子どもの適性や志望順位に合わせて、無理のない受験プランを立てましょう。
神奈川の私立中学は寄付金を払わないといけないの?
神奈川の私立中学において、寄付金の募集を行っている学校は多いですが、基本的に任意であり強制ではありません。
教育環境の整備や施設拡充を目的として、入学時や周年事業の際に一口数万円程度からの協力を依頼されることが一般的です。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 任意の寄付金 | 学校の教育理念や整備計画に賛同した場合に支払います。強制力はありません。 |
| 学校債 | 入学時に預け入れ、卒業時に返還されるケースが多い債券のようなものです。 |
寄付金を払わないことで、子どもの成績や学校生活に不利益が生じることは通常ありません。家計の状況に合わせて判断してください。
まとめ
改めて、神奈川の私立中学を選ぶ際の確認ポイントは以下のとおりです。
- 子どもの性格と学校の教育方針が合っているか
- 自宅から無理なく通える通学時間か
- 6年間の学費総額と家計のバランスは取れるか
- 大学への進学実績や指定校推薦枠は充実しているか
- 実際に学校へ足を運び先生や生徒の雰囲気を見る
- 入りたい部活動ややってみたい行事があるか
- 食堂やカフェテリアなどお昼ごはんの環境はどうか
神奈川の私立中学には、独自のカリキュラムや充実した施設など、公立中学にはない多くのメリットがあります。一方で、学費などの費用面や通学の負担といったデメリットも理解しておく必要があります。
偏差値や進学実績といったデータも重要ですが、最終的には実際に学校へ足を運び、文化祭や説明会でお子さま自身が肌で感じる「雰囲気」を大切にしてください。


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