ひよこ生徒高校受験に落ちたらどうなるんだろう…
もう人生終わりなのかな？
失敗した後の選択肢が知りたい。
高校受験に落ちたらどうなるか、不安で「人生終了だ」と感じてしまう人も多いでしょう。しかし、結論から言えば、高校受験に失敗しても人生は終わりません。
不合格だったとしても、その後の選択肢はたくさん残されています。この記事では、高校受験に落ちた場合の具体的な進路や、大学受験で逆転する方法、メンタルの保ち方まで詳しく解説していきます。
ニワトリ先生高校受験は人生の通過点にすぎません。大切なのは、結果を受け止めて次のステップでどう行動するかです。
この記事を読んで、前向きな道筋を見つけましょう。
- 高校受験に落ちても「人生終了」ではない理由
- 高校受験に落ちた場合の7つの選択肢（二次募集・通信制など）
- 高校受験失敗後のメンタルの保ち方と保護者のNGな声かけ
- 高校受験の失敗を大学受験で逆転する方法
高校受験に落ちたらどうなる？「人生終了」はウソ
高校受験に落ちたらどうなるか、不安で「人生終了だ」と感じてしまう中学生や保護者もいるかもしれません。しかし、結論から言えば、高校受験に失敗しても人生は終わりません。
以下の項目に分けて詳しく解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。
「高校受験失敗＝人生終了」ではない理由
「高校受験失敗＝人生終了」ではない理由は、高校受験はあくまで人生の通過点であり、その後の選択肢が豊富にあるためです。
たとえ第一志望の高校に不合格だったとしても、以下のように高校生になる道はたくさん残されています。
- 併願校への進学
- 公立高校の二次募集の利用
- 通信制高校への入学
大学受験とは異なり、高校受験で「行く先がまったくない」状態になることは稀です。大切なのは、不合格という結果をどう受け止め、次のステップでどう行動するかです。
高校生になれないことはまずない
高校受験に落ちたらどうなるか心配な場合、高校生になれないことはまずない、と知っておくことが大切です。日本の高校進学率は非常に高く、何らかの形で高校教育を受ける道が用意されています。
公立高校が不合格でも、以下のような選択肢があります。
- 合格している私立の併願校に進学する
- 公立高校の「二次募集（定員割れした高校の追加募集）」を受験する
- 私立高校の追加募集を受験する
- 定時制高校や通信制高校（公立・私立）に進学する
全日制にこだわらなければ、高校生になる道は見つかります。
公立高校に落ちて私立を受けてない場合の進路
高校受験で公立高校に落ちて私立を受けてない場合の進路は、主に二次募集や定時制・通信制高校の受験です。具体的な選択肢としては、以下が挙げられます。
- 公立高校の「二次募集」（定員に満たない高校が実施）
- 私立高校の二次募集（定員割れや辞退者が出た場合に実施）
- 定時制高校（公立・私立）
- 通信制高校（公立・私立）
とくに定時制高校や通信制高校は、入学時期が柔軟な場合も多く、有力な選択肢となります。
ひよこ生徒もし公立に落ちて、私立も受けてなかったらどうしよう…。
ニワトリ先生二次募集や通信制高校など、選択肢は残されています。焦らなくて大丈夫です。
高校受験はチャレンジしやすい試験
高校受験に落ちたらどうなるか不安かもしれませんが、高校受験はチャレンジしやすい試験であるとも言えます。なぜなら、多くの受験生が「併願校（滑り止め）」をあらかじめ確保したうえで、第一志望の公立高校などに挑戦できるためです。
事前に私立高校の推薦入試や一般入試で合格を確保しておけば、第一志望の受験当日は精神的な余裕を持って、安心して実力を発揮できます。
万が一、第一志望に届かなくても、進学先がすでにあるため「人生終了」にはなりません。失敗のリスクを最小限に抑えながら挑戦できる仕組みが整っているのが高校受験の特徴です。
もし高校受験に「全落ち」したらどうなる？
「もし高校受験で全落ちしたらどうなるんだろう」と、大きな不安を感じる人も多いでしょう。全落ちとは、受験したすべての高校に不合格となってしまう事態です。
全落ちの確率や主なケース、そしてそれを防ぐ方法について解説します。
順に見ていきましょう。
高校受験で全落ちする確率とは？
高校受験で全落ちする正確な統計データはありませんが、その確率は一般的に「非常に低い」と考えられています。
なぜなら、多くの受験生は事前に私立高校などの併願校（滑り止め）を確保したうえで本命の受験に臨むからです。進路指導の段階で、先生や塾の講師も全落ちを避けるような受験プランを立てるよう強く指導します。
二次募集や通信制高校など、セーフティネットも複数存在するため、進学先が完全になくなる事態は稀です。
全落ちしてしまう主なケース
高校受験での全落ちは、以下のような特定のケースで起こり得ます。
| 全落ちの主なケース | 具体的な状況 |
|---|---|
| 併願校を一切受験しない | 公立高校一本勝負など、自分の実力以上のチャレンジ校のみを受験し、合格を確保できる学校を一つも受けない。 |
| 併願校選びの失敗 | 「滑り止め」として受験した私立高校が、実際には自分の実力に見合っておらず、不合格になってしまう。 |
| 不測の事態 | 受験当日の大きな体調不良や欠席などが重なり、すべての受験校で実力を発揮できない。 |
これらは、受験プランニングの段階で十分回避できる可能性が高いものです。
併願校（滑り止め）がいかに大切か
高校受験で失敗しないために、併願校（滑り止め）がいかに大切かを理解しておきましょう。併願校を確保しておく最大の目的は、「全落ち」を防ぎ、進学先を必ず確保することにあります。
合格している高校が1校でもあるという安心感は、「どこにも行けなかったらどうしよう」という精神的なプレッシャーを大幅に軽減します。
その安心感が、本命の高校を受験する際の落ち着きにもつながり、実力を発揮しやすくなる効果も期待できます。「全落ち」を避け、安心して第一志望に挑戦するためにも、併願校は不可欠な存在です。
ニワトリ先生併願校の合格は「心の保険」です。本番で実力を出すためにも大切ですよ。
高校受験に落ちた場合の7つの選択肢
第一志望の高校受験に落ちた場合でも、進む道がなくなるわけではありません。気持ちを切り替えて、自分に合った次の選択肢を考えることが大切です。
ひとつずつ見ていきましょう。
選択肢①併願校（私立）に進学する
高校受験に落ちた場合の選択肢として、まずは併願校（私立）に進学することが挙げられます。併願校への進学は、公立高校が第一志望だった受験生にとって最も一般的な選択肢です。
事前に「滑り止め」として受験し、合格を確保している私立高校へ進学します。第一志望ではなかったとしても、進学先の高校で新たな目標を見つけて努力すれば、充実した3年間を送ることは十分に可能です。
大学受験でリベンジを果たすことを目標に切り替える生徒も多くいます。
選択肢②公立高校の二次募集を受験する
高校受験に落ちた場合の選択肢として、公立高校の二次募集を受験する方法も挙げられます。二次募集とは、一般入試で定員に満たなかった高校が実施する追加の入学試験のことです。
ただし、二次募集はすべての高校で実施されるわけではなく、募集人数も限られています。出願できる期間も短いため、不合格が判明したらすぐに情報を集めて行動する必要があります。
もし併願校に合格している場合は、どちらに進学するかを早急に判断しなければなりません。
ひよこ生徒二次募集って、誰でも受けられるんですか？
ニワトリ先生募集がある高校は限られます。不合格がわかったら、すぐ情報収集しましょう。
選択肢③定時制高校に進学する
高校受験に落ちた場合、定時制高校に進学する選択肢もあります。定時制高校は、主に夕方や夜間に授業を行う学校で、働きながら学ぶ生徒も多く在籍しています。
全日制高校とは異なり、4年間（または3年間）かけて卒業を目指すのが一般的です。入学のハードルが全日制に比べて低い傾向にあるため、二次募集などでも進学先が決まらなかった場合の受け皿にもなっています。
自分のペースで学び直したい人や、日中は別の活動をしたい人に適した選択肢です。
選択肢④通信制高校に進学する
高校受験に落ちた場合の選択肢として、通信制高校に進学することも挙げられます。通信制高校は、毎日登校する必要がなく、主に自宅でのレポート学習と、スクーリングと呼ばれる対面授業で単位を取得していきます。
自分のペースで学習を進められるため、不登校を経験した生徒や、芸能・スポーツ活動と両立したい生徒にも選ばれています。
最近ではサポート体制が充実した私立の通信制高校も増えており、大学進学を目指すことも可能です。
ニワトリ先生最近はサポートが手厚い通信制も増え、大学進学も十分可能ですよ。
選択肢⑤高校浪人して来年もう一度受験する
高校受験に落ちた場合の選択肢には、高校浪人して来年もう一度受験する方法も含まれます。浪人は、どうしても行きたい高校がある場合に、1年間勉強し直して再度チャレンジする道です。
ただし、高校受験の浪人は大学受験と比べて極めて少数派であり、精神的な負担も大きくなります。この1年間、どのように学習を進めるか（塾に通うのか、独学か）、モチベーションを維持できるかなど、親子でよく話し合って慎重に決断する必要があります。
選択肢⑥高卒認定試験（高認）を活用する
高校受験に落ちた場合、高卒認定試験（高認）を活用する選択肢も挙げられます。高卒認定試験は、高校を卒業した人と同等以上の学力があることを認定する試験です。
高校に進学せず（中退し）、16歳以上になれば受験できます。合格すれば、大学や専門学校の受験資格が得られます。ただし、高認はあくまで「受験資格」であり、「高校卒業」の学歴にはなりません。
大学進学などを強く目指している場合に有効な選択肢です。
選択肢⑦中卒で就職する
高校受験に落ちた場合の選択肢として、中卒で就職する道もあります。現代の日本では高校進学が一般的ですが、経済的な事情や本人の希望により、中学卒業後に社会に出て働くことも一つの生き方です。
ただし、中卒での就職は、求人の選択肢が大卒や高卒に比べて大幅に限られるのが現実です。将来のキャリアアップを考えると厳しい道になる可能性が高いため、保護者や先生とよく相談し、長期的な視点で慎重に判断することが求められます。
公立高校の二次募集とは？仕組みと注意点
高校受験に落ちた場合の選択肢の一つに「公立高校の二次募集」があります。しかし、その仕組みや注意点を正確に理解しておかないと「こんなはずではなかった」と後悔するかもしれません。
以下の項目に分けて二次募集を詳しく解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。
二次募集の仕組みとスケジュール
一般入試で定員に満たなかった公立高校が、追加の募集を行うことを二次募集（または「欠員補充」）といいます。スケジュールは都道府県によって異なりますが、一般的には公立高校の合格発表後、短い期間で出願・試験が行われます。
試験内容は、面接や作文、内申書（調査書）の評価が中心となる場合が多いですが、学力検査を課す自治体もあります。
不合格が判明したら、すぐに都道府県の教育委員会のホームページなどで情報を確認することが必須です。
二次募集の募集人数と定員割れについて
公立高校の二次募集の注意点として、募集人数は少なく、定員割れしている高校が対象である点が挙げられます。二次募集は、あくまで定員に達しなかった場合の追加募集です。
そのため、人気の高い進学校や交通の便がいい高校では、そもそも二次募集が実施されないケースがほとんどです。募集が行われるのは、定員割れした高校の、埋まらなかった人数枠だけです。
自分が希望するエリアや学力レベルの高校で募集があるとは限らない、という現実を理解しておく必要があります。
二次募集でも落ちる可能性はゼロではない
公立高校の二次募集の注意点には、定員割れしていても落ちる可能性はゼロではない点も含まれます。二次募集は「出願すれば必ず合格できる」わけではありません。
募集人数が10人で、出願者が15人いれば、当然5人は不合格になります。たとえ募集人数と出願者が同数、つまり定員割れの状態であっても、高校側が定める内申点や面接の評価といった最低限の基準に達していないと判断されれば、不合格（定員内不合格）となる可能性もあります。
ニワトリ先生定員割れ＝全員合格、ではありません。最低限の基準はクリアしましょう。
行きたい高校が募集していない場合もある
公立高校の二次募集の仕組みを調べるうえで、行きたい高校が募集していない場合もある点は理解しておく必要があります。前述のとおり、二次募集はすべての高校で実施されるわけではありません。
むしろ、多くの受験生が「行きたい」と考えるような人気校や進学校は、一般入試で定員が埋まるため、二次募集を実施しないことが大半です。
二次募集で選択できるのは、地域や学力レベルが限られた高校である可能性が高い、という点は覚悟しておきましょう。
私立併願合格者が公立二次募集は受けられるか
公立高校の二次募集の仕組みとして、私立併願合格者が公立二次募集を受けられるかどうかも知っておきましょう。結論から言うと、これは都道府県や受験する私立高校のルールによって異なります。
多くの場合、私立高校の合格、つまり入学権利を保持したまま、公立高校の二次募集を受験することは認められていません。
公立二次募集に出願する条件として「他の高校の合格や入学を辞退していること」が求められるのが一般的です。もし私立併願校に合格しているなら、その私立高校に進学するのが基本ルートとなります。
ひよこ生徒私立に受かってても、二次募集って受けられますか？
ニワトリ先生多くの場合、私立の入学権利を持ったままでは受験できません。ルール確認が必須です。
定時制・通信制高校から大学進学は目指せる？
高校受験に落ちた場合の選択肢として定時制や通信制高校を考えたとき「そこから大学進学は目指せるのか」と不安に思う人もいるでしょう。
結論から言えば、どちらの高校からでも大学進学は十分に可能です。それぞれの特徴と、大学受験を成功させる方法を解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。
定時制高校のメリット・デメリット
定時制高校から大学進学を目指す場合、そのメリットとデメリットを理解しておくことが大切です。
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・自分のペースで学べる（全日制よりゆっくりした進度で、基礎から学び直しやすい） ・学費が抑えられる（とくに公立の定時制は学費の負担が軽い） |
| デメリット | ・大学受験のサポート体制（全日制の進学校に比べ、指導や情報提供が手厚くない場合がある） ・モチベーションの維持（周囲に大学進学を目指す仲間が少ない可能性があり、独力で意欲を保つ必要がある） |
通信制高校のメリット・デメリット
通信制高校から大学進学を目指す場合も、メリットとデメリットが存在します。
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・時間を自由に使える（登校日数が少なく、大学受験の勉強に集中しやすい） ・サポート校の活用（大学受験コースを設けているサポート校や塾と併用しやすい） |
| デメリット | ・自己管理能力が必須（学習計画や日々の勉強をすべて自分で管理する必要があり、強い意志が求められる） ・孤独になりがち（基本的に一人で学習を進めるため、疑問点をすぐに質問しにくかったり、精神的に孤立しやすかったりする） |
定時制・通信制から大学受験を成功させる方法
定時制・通信制から大学受験を成功させる方法として、最も重要なのは「いかに早く大学受験モードに切り替え、自分で行動するか」です。
全日制の進学校のように学校側が手厚くサポートしてくれる環境ではない可能性を自覚し、以下のような行動を起こす必要があります。
| 成功のポイント | 具体的な行動 |
|---|---|
| 専門的な指導の確保 | 大学受験専門の塾や予備校、または通信制高校向けのサポート校を活用し、受験情報や専門的な指導を受ける。 |
| 学習計画の徹底管理 | 学校の単位取得とは別に、志望校合格から逆算した学習計画を立て、自分で厳しく進捗を管理する。 |
| 強い意志を持つ | 周囲に流されず、「絶対に大学に行く」という強い意志を持ち続けることが、他のどの環境よりも求められる。 |
ニワトリ先生塾や予備校をうまく活用し、学校とは別に受験対策を進めることが鍵です。
高校受験に落ちた時のメンタルの保ち方｜立ち直れない時は
高校受験に落ちた時は、誰でも深く落ち込み「もう立ち直れない」と感じてしまうものです。しかし、そのつらい経験をどう乗り越えるかが、その後の人生にとって大切になります。
ここでは、メンタルを保つための考え方を解説します。
- まずは自分の頑張りを認める
- 落ち込む時間は必要と割り切る
- 次の目標（高校生活や大学受験）を考える
- 「自分なんてダメだ」で終わらせない
- 信頼できる人（塾の先生など）に相談する
- 高校受験失敗が引きこもりの原因になる？
ひとつずつ見ていきましょう。
まずは自分の頑張りを認める
高校受験に落ちて立ち直れない時、メンタルを保つ方法として、まずは自分の頑張りを認めることが大切です。不合格という結果だけを見て、「すべてが無駄だった」と今までの努力まで否定しないでください。
行きたい高校のために勉強を続けてきたこと自体が、素晴らしい経験です。「最後までやりきった」という過程を自分で受け止め、まずは自分自身を褒めてあげることが、次へ進むための第一歩となります。
ニワトリ先生結果は残念でも、頑張った事実は消えません。まず自分を褒めてあげましょう。
落ち込む時間は必要と割り切る
高校受験に落ちた時のメンタルの保ち方として、落ち込む時間は必要だと割り切ることも挙げられます。無理に「すぐ元気にならなきゃ」と焦る必要はありません。
悔しい、悲しいという感情は、それだけ真剣に取り組んだ証拠です。自分の気持ちに蓋をせず、泣いたり、一時的に何もしなかったりする時間も必要です。
十分に落ち込むことで、かえって気持ちの整理がつき、次へ進むためのエネルギーが湧いてきます。
次の目標（高校生活や大学受験）を考える
高校受験に落ちてもメンタルを保つ方法として、落ち込んだ後は、次の目標を考えることも有効です。たとえ第一志望でなくても、4月からは新しい高校での生活が始まります。
「3年後の大学受験でリベンジする」「進学先の高校でトップの成績を取る」など、新しい目標を設定することで、視線が自然と未来に向きます。
高校受験はあくまで通過点です。次のステージでどう輝くかを考えることで、悔しさを前向きな力に変えられます。
「自分なんてダメだ」で終わらせない
高校受験に落ちた時、メンタルを保つためには「自分なんてダメだ」と自己否定で終わらせないことが何より大切です。
受験の失敗は、あなた自身の価値を決めるものではありません。たまたま、その高校の基準やそのときのコンディションと合わなかっただけです。
「自分はダメな人間だ」と決めつけてしまうと、立ち直るきっかけを失い、自信をなくしてしまいます。結果は結果として冷静に受け止め、人格の否定につなげないようにしましょう。
信頼できる人（塾の先生など）に相談する
高校受験に落ちて立ち直れない時は、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することもメンタルの保ち方の一つです。
保護者や学校の先生、とくに受験を一緒に伴走してくれた塾の先生は、あなたの頑張りを一番よく知っています。自分の悔しい気持ちや不安を言葉にして吐き出すだけでも、心は軽くなります。
客観的なアドバイスや励ましが、自分では気づかなかった視点を与えてくれることもあります。
ひよこ生徒落ちたら、誰にも会いたくないかも…。
ニワトリ先生つらい気持ちは溜め込まず、塾の先生など信頼できる大人に話してみてください。
高校受験失敗が引きこもりの原因になる？
高校受験に落ちた時の失敗が必ずしも引きこもりの直接的な原因になるわけではありませんが、その後の対応によってはリスクになる可能性はあります。
失敗のショックから「自分はダメだ」と自己否定を強め、進学先でも人間関係や勉強につまずくと、無気力状態が続いてしまうケースはあります。
大切なのは、失敗を「終わり」と捉えず、次の目標を見つけることです。周囲の大人が本人の頑張りを認め、孤立させないサポートをすることが、引きこもりを防ぐ鍵となります。
【保護者向け】高校受験に失敗した子供へ親ができること
高校受験にお子さまが失敗したとき、親としてどう接すればいいか、悩んでしまうのは当然のことです。一番つらいのはお子さま本人であり、保護者の対応一つでお子さまの立ち直り方が大きく変わってきます。
ここでは、高校受験に失敗した子供へ親ができることを6つ紹介します。
- お子さんの気持ちを理解して寄り添う
- やってはいけないNGな声かけ｜「ぐちぐち言う」は禁物
- 頑張った過程を具体的に褒めてあげる
- 必要以上に干渉せずフラットに対話する
- 高校進学後の新たな目標を一緒に考える
- 「親のせい」だと子供に言われた時の対応
ひとつずつ見ていきましょう。
お子さんの気持ちを理解して寄り添う
高校受験に失敗した子供へ親ができることとして、まずはお子さんの気持ちを理解して寄り添う姿勢が最も大切です。
結果が出た直後は、お子さま自身が一番ショックを受け、混乱しています。保護者として「なぜ落ちたの」「これからどうするの」と問い詰めたくなる気持ちを抑え、まずは「つらかったね」「頑張ったね」と、お子さまの感情を受け止めることに徹してください。
お子さまが安心して気持ちを吐き出せる安全基地であることが、立ち直りの第一歩になります。
やってはいけないNGな声かけ｜「ぐちぐち言う」は禁物
高校受験に失敗した子供へ親ができることとして、やってはいけないNGな声かけをしないよう意識することも挙げられます。
「ぐちぐち言う」のは禁物です。以下のような言葉は、お子さまの自己否定感を強め、深く傷つけるため避けましょう。
- 「あれだけ勉強しなさいと言ったのに」
- 「塾代が無駄になった」
- 「〇〇ちゃんは合格したのに」（他人との比較）
- 「親の私も恥ずかしい」（世間体を気にする発言）
今は結果を責めるのではなく、お子さまの心を支えるときです。
ニワトリ先生「だから言ったのに」や他人との比較は禁物です。お子さまを追い詰めないでください。
頑張った過程を具体的に褒めてあげる
高校受験に失敗した子供へ親ができることには、頑張った過程を具体的に褒めてあげる点も含まれます。不合格という「結果」だけを評価するのではなく、そこに至るまでの「過程」に目を向けることが重要です。
「毎日塾に通ってえらかったね」「あの難しい問題集を最後までやり遂げたね」など、保護者だからこそ知っている具体的な努力を言葉にして伝えます。
そうすることで、お子さまは「自分の頑張りは無駄じゃなかった」と自己肯定感を取り戻すきっかけをつかめます。
ニワトリ先生「毎日頑張っていたね」と、結果ではなく努力の過程を認めてあげましょう。
必要以上に干渉せずフラットに対話する
高校受験に失敗した子供へ親ができることとして、必要以上に干渉せずフラットに対話する姿勢も大切です。ショックを受けているお子さまに対し、親が先回りして「次の高校はどうするの？」「二次募集はここがあるわよ」と矢継ぎ早に情報を与えたり、進路を決めつけたりするのは逆効果です。
まずはそっと見守り、お子さまが自分から話し始めるタイミングを待ちます。そして、話し始めたら、お子さまの考えを遮らずに最後まで聞き、フラットな立場で一緒に考える姿勢を示しましょう。
高校進学後の新たな目標を一緒に考える
高校受験に失敗した子供へ親ができることとして、お子さまが少し落ち着いてきたら、高校進学後の新たな目標を一緒に考えることも有効です。
「失敗は終わりではない」ことを伝え、次のステージに目を向けさせます。進学することになる高校の情報を一緒に調べ、「この部活が面白そうだね」「3年後の大学受験でリベンジしようか」など、前向きな話題を提供します。
高校受験の悔しさをバネに、次の目標を見つける手助けをしてあげることが、親の役割です。
「親のせい」だと子供に言われた時の対応
高校受験に失敗した子供へ親ができることとして「親のせいだ」と子供に言われた時の対応も知っておきましょう。お子さまがこのように言った場合、それは本心ではなく、やり場のない悔しさや混乱をぶつけている可能性が高いです。
保護者として「そんなことない」「何を言っているの」と真正面から否定したり、感情的に怒ったりしてはいけません。
「そう思わせてしまったんだね、ごめんね」と一度受け止めつつ、「つらい気持ちをぶつけたいんだね」と冷静に受け流す姿勢も必要です。
お子さまの感情が落ち着くのを待ち、冷静に対話できるタイミングを待ちましょう。
高校受験失敗は大学受験成功のチャンスになる理由
高校受験に失敗しても、それは終わりではありません。むしろ、その経験が3年後の大学受験成功のチャンスになる理由もあります。
ここでは、高校受験の失敗が大学受験で逆転につながる理由を4つ紹介します。
ひとつずつ見ていきましょう。
悔しさをバネに勉強のやる気が出る
高校受験失敗が大学受験成功のチャンスになる理由として、悔しさをバネに勉強のやる気が出ることが挙げられます。
「第一志望に行きたかった」という強い悔しさや挫折感は「大学受験では絶対にリベンジしてやる」という強力な学習動機に変わる可能性があります。
中学時代よりも明確な目標意識を持つことで、遊びたい誘惑にも打ち勝ち、日々の勉強に真剣に向き合えるようになります。
このハングリー精神が、3年後の大きな成長につながります。
ニワトリ先生この悔しさが「大学受験でリベンジする」という強いバネになることも多いです。
進学先の高校で成績上位を狙いやすい
高校受験失敗が大学受験成功のチャンスになる理由として、進学先の高校で成績上位を狙いやすい点も挙げられます。
併願校などに進学した場合、そこが第一志望だった生徒に比べて、入学時の学力に余裕があるケースがあります。高校の勉強でつまずきにくく、定期テストで良い成績を収めやすくなるため、「自分はできる」という自信を取り戻すきっかけになるでしょう。
指定校推薦や公募推薦など、高校の成績（評定平均）を使った入試戦略も視野に入れやすくなります。
ニワトリ先生進学先で上位を維持できれば自信になりますし、指定校推薦も狙えますね。
早くから大学受験を意識して準備できる
高校受験失敗が大学受験成功のチャンスになる理由には、早くから大学受験を意識して準備できる点も含まれます。
高校受験で悔しい思いをした生徒ほど「3年後は失敗しない」と早い段階から大学受験をターゲットに据える傾向があります。
高校生活が始まってすぐに塾や予備校に通い始めたり、受験から逆算して学習計画を立てたりできます。第一志望の高校に合格して満足している生徒よりも、早くスタートダッシュを切れることが大きなアドバンテージとなります。
高校は通過点｜大切なのは進学先で何をするか
高校受験失敗が大学受験成功のチャンスになる理由として「高校は通過点」であり、大切なのは進学先で何をするかだと気づける点も大切です。
高校受験の失敗を通じて、「どの高校に行くか」よりも「その高校でどう過ごすか」が重要であると痛感できます。たとえ第一志望の高校でなくても、進学先でトップの成績を目指したり、部活動に打ち込んだり、自分なりの目標を持って3年間を過ごすことが、結果として大学受験での成功やその後の人生の糧になります。
高校受験で後悔しないために今からできること
「高校受験に落ちたらどうなるか」という不安を抱えたまま本番を迎えると、実力を発揮しきれず後悔が残るかもしれません。
そうならないために、今からできる5つの対策を紹介します。
ひとつずつ見ていきましょう。
対策①志望校のレベルが自分に合っているか再確認する
高校受験で後悔しないための対策として、まずは志望校のレベルが自分に合っているか再確認することが挙げられます。
憧れだけで高すぎる目標を掲げていないか、現在の内申点や模試の結果と、志望校の合格ラインを冷静に比較しましょう。
「チャレンジ校」なのか「実力相応校」なのか、立ち位置を客観的に把握することが、無理のない受験プランの第一歩です。
高望みしすぎた結果、全落ちして後悔することだけは避けなければなりません。
対策②併願校（滑り止め）の受験プランをしっかり立てる
高校受験で後悔しないための対策として、併願校（滑り止め）の受験プランをしっかり立てることも不可欠です。「高校受験に全落ちしたらどうなるか」という最悪の事態を避けるためにも、自分の実力で確実に合格できる「滑り止め」の高校を必ず受験しましょう。
事前に進学先が1校でもあると確定している安心感は、第一志望の公立高校入試などに臨むうえでの精神的な余裕につながり、実力を発揮しやすくなります。
ニワトリ先生併願校の確保は「全落ち」を避けるため、そして本命で実力を出すために必須です。
対策③落ちた時の選択肢も事前に知っておく
高校受験で後悔しないために、落ちた時の選択肢も事前に知っておくことが対策になります。万が一、望んだ結果にならなかった場合、どのような道が残されているかを把握しておくだけで、パニックを防げます。
たとえば、以下のような選択肢があることを知っておけば、「人生終了だ」と思い詰める必要はありません。
- 公立高校の二次募集の仕組み
- 定時制・通信制高校といった選択肢
あらゆる可能性を想定しておくことが、心の余裕につながります。
対策④体調管理とメンタルケアを大切にする
高校受験で後悔しないための対策として、体調管理とメンタルケアを大切にすることも挙げられます。受験当日に100%の力を発揮できなければ、「体調さえ良ければ合格できたかもしれない」という後悔が残ってしまいます。
- 十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事を心がける
- 不安やプレッシャーを溜め込みすぎないよう、適度な休息やリフレッシュを取り入れる
上記のように、万全の体調で本番を迎えられるようにし、メンタル面を安定させることも大切です。
対策⑤不安な時は塾の先生に相談する
高校受験で後悔しないために、不安な時は一人で抱え込まず、塾の先生に相談することも有効な対策です。受験生や保護者だけで悩んでいると、視野が狭くなり、客観的な判断ができなくなることがあります。
受験指導の経験が豊富な塾の先生は、過去のデータや生徒の傾向を熟知しています。以下のような不安な点を具体的に相談することで、専門的な視点から的確なアドバイスをもらえ、後悔のない選択につながります。
- 志望校のレベルが適切か
- 併願校のプランは万全か
ニワトリ先生志望校や併願校プランに悩んだら、遠慮なく塾の先生に相談してくださいね。
高校受験で後悔しないために通うべきおすすめ塾
「高校受験に落ちたらどうなるか」という不安を解消し、後悔しない受験にするためには、塾選びも大切です。ここでは、高校受験対策におすすめの塾を3つ紹介します。
ひとつずつ見ていきましょう。
現論会
| 対象年齢 | 中学生・高校生・20歳までの既卒生 |
|---|---|
| 授業形態 | 個別コーチング指導（対面またはオンライン） |
| 入会金 | 55,000円 |
| 料金 | 49,500円～ ※コースによって料金は異なります。別途システム維持費が必要です。 |
| 無料体験 | ◯ |
| 講師 | 東大・京大・医学部・早慶などの難関大学に在籍する現役大学生コーチ |
| 特徴 | ・志望校合格から逆算したオーダーメイドの年間学習計画を作成 ・週1回のコーチングで学習の進捗管理と勉強法を指導 ・「スタディサプリ」の映像授業が見放題で、参考書学習と組み合わせる ・受験科目全てを対象に、総合点を最大化するための戦略的な指導 |
高校受験で後悔したくない人におすすめの塾1つ目は、現論会です。 現論会は、志望校合格から逆算したオーダーメイドの学習計画と、専属コーチによる徹底した指導が特徴です。
コーチが日々の学習進捗まで管理してくれるため、自分一人では計画通りに勉強するのが難しい受験生を強力にサポートします。
志望校のレベルと現在の実力に差がある人や、最短ルートで合格を目指したい人におすすめです。
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森塾
出典：morijuku.com
| 対象年齢 | 中学生・高校生・既卒生 |
|---|---|
| 授業形態 | 先生1人に生徒2人までの個別指導 |
| 入会金 | 20,000円 |
| 料金 | 小学生 5,880 円〜／30分 中学生 1 1,700円／30分 高校生 1 5,300円／30分 |
| 無料体験 | ◯ |
| 講師 | 大学生講師中心（一部社会人） |
| 特徴 | ・講師変更制度あり ・毎回の確認テストと無料補講「特訓部屋」 ・成績保証制度（1科目20点アップ保証） ・学校授業や定期テストに直結したカリキュラム |
高校受験対策におすすめの塾2つ目は、森塾です。 森塾は「先生1人に生徒2人まで」の個別指導で、一人ひとりの理解度に合わせて丁寧に教えてくれるのが特徴です。
学校の授業の先取り学習や、苦手科目の克服、定期テスト対策まで幅広く対応しており、内申点アップも目指せます。
集団塾のペースが合わない人や、自分の苦手分野を基礎からしっかり固めたい人におすすめです。
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明光義塾
| 対象年齢 | 小学生・中学生・高校生 |
|---|---|
| 授業形態 | 講師1名に対し生徒3名程度の個別指導 |
| 入会金 | 11,000円（税込） ※キャンペーンにより無料になる場合あり |
| 料金 | 学年、受講教科、週の授業回数、学習プランに応じて個別に設定 |
| 無料体験 | ◯ |
| 講師 | 大学生、大学院生が中心。採用時に学力試験や面接を実施。 |
| 特徴 | ・一人ひとりに合わせたオーダーメイドの学習プランを作成 ・「わかる・話す・身につく」を重視した対話型の授業（MEIKO式コーチング） ・全国No.1の教室数で、豊富な受験情報を提供 ・定期的なカウンセリングで生徒・保護者をサポート |
高校受験で後悔しないために利用すべき塾として、明光義塾も挙げられます。 明光義塾は、生徒の「分かった」を引き出す対話式の個別指導が特徴で、生徒が自分で考える力を養うことを重視しています。
一人ひとりに合わせた学習プランを作成し、志望校合格に向けた内申点対策や入試本番の得点力アップをサポートしてくれます。
一方的に教わるだけでなく、自ら考える力を身につけて受験に臨みたい人におすすめです。
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高校受験落ちたらどうなるかに関するよくある質問（FAQ）
高校受験に落ちたらどうなるかに関するよくある質問と回答をまとめました。不安や疑問を解消しましょう。
高校受験に全落ちして「中卒」になる人っているの？
高校受験で全落ちして、最終的に中卒になる人はゼロではありませんが、非常に稀です。多くの受験生は併願校（滑り止め）を確保していますし、万が一全落ちした場合でも、公立高校の二次募集、私立高校の追加募集、定時制高校、通信制高校など、進学できる選択肢は複数残されています。
進路指導の先生とよく相談すれば、進学先が見つかる可能性が極めて高いです。
高校受験の二次募集も落ちたらどうすればいい？
高校受験の二次募集も落ちたらどうすればいいか不安になるかもしれませんが、まだ選択肢は残されています。
たとえば、私立高校がさらに追加で募集（三次募集など）を行うケースや、定時制高校が複数回に分けて募集を行う場合があります。
また、通信制高校は入学時期が柔軟で、4月以降も随時募集している学校が多いため、焦らずに情報収集してみましょう。
高校受験で不合格だったことを親になんて伝えればいい？
高校受験で不合格だったことを親に伝えるのは辛いものですが、結果がわかったらできるだけ早く、正直に伝えることが大切です。
保護者も結果を誰よりも心配しています。「ダメだった」「落ちた」と事実をまず伝えましょう。取り繕ったり、隠したりする必要はありません。
結果を伝えたうえで、「これからどうするか一緒に考えてほしい」と相談する姿勢を見せることが、次のステップに進むために重要です。
高校受験で何回休んだらやばい？
高校受験で不利になる欠席日数の目安として、一般的に「年間30日以上」と言われることがあります。ただし、この基準は都道府県や高校によって大きく異なります。
公立高校は内申書（調査書）に記載される欠席日数を重視する傾向があります。私立高校は「3年間で合計〇日以内」など、学校独自の基準を設けている場合も多いです。
病気などやむを得ない理由がある場合は、考慮されることもあります。
成績がオール1でも行ける高校はある？
成績がオール1に近い場合でも、行ける高校はあります。選択肢としては、内申書（調査書）を重視しない入試方法（当日の学力試験の結果のみで合否が決まる）を採用している私立高校や、学力試験なしで面接や作文のみで選考する通信制高校、定時制高校、チャレンジスクールなどが挙げられます。
受験生が一番辛い時期はいつ？
受験生が一番辛い時期は人によって異なりますが、一般的に「入試直前期（1月〜2月）」や「模試の結果が伸び悩む秋頃」に辛さを感じる人が多いようです。
入試直前期は「落ちたらどうしよう」というプレッシャーが最大になります。また、秋頃は夏休みに頑張った成果が模試の結果にすぐ表れず、焦りや不安を感じやすい時期と言えます。
まとめ
高校受験に落ちたらどうなるか、その不安は「人生終了」ではないことを解説しました。高校受験はあくまで通過点であり、失敗しても多くの選択肢が残されています。
- 併願校（私立）に進学する
- 公立高校の二次募集を受験する
- 定時制高校に進学する
- 通信制高校に進学する
- 高校浪人して来年もう一度受験する
- 高卒認定試験（高認）を活用する
- 中卒で就職する
たとえ第一志望の高校に行けなくても、進学先でどう過ごすかが大切です。高校受験の悔しさをバネに、3年後の大学受験で逆転することも十分に可能です。
この記事で紹介したメンタルの保ち方や、保護者の方のサポート方法も参考に、気持ちを切り替えて次のステップに進みましょう。
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