ひよこ生徒高校生の塾代は月いくら?3年間の家計負担をどう見積もればいいの?
文部科学省の「令和5年度 子供の学習費調査」訂正版では、全日制高校生全体の学習塾費は年間平均で、公立高校14万7,140円、私立高校16万6,867円です。この数字は塾代0円の生徒も含みます。
実際に塾代を1円以上支出した世帯の平均は、公立高校で年間38万1,000円、私立高校で44万4,000円です。月謝のほかに講座、教材、季節講習、模試などがかかるため、年間総額で考えることが大切です。
- 全体平均は年14万7,140~16万6,867円だが、通塾世帯だけで見ると年38万1,000~44万4,000円
- 公立は高1の年8万9,760円から高3の20万6,454円へ増える
- 月謝だけでなく季節講習・模試・追加講座を含めて見積もる
- 苦手補習と大学受験対策で必要な教科数・期間が異なる
- 高校の講習、映像授業、家庭学習を含めて塾で補う範囲を絞る
高校生の塾代は年14万7,140~44万4,000円が一つの目安
全高校生の平均と、実際に学習塾費を支出した世帯の平均は次のとおりです。
| 区分 | 公立高校 | 私立高校 |
|---|---|---|
| 高校生全体の年間平均 | 14万7,140円 | 16万6,867円 |
| 支出世帯の年間平均 | 38万1,000円 | 44万4,000円 |
| 支出世帯の月額換算 | 約3万1,800円 | 3万7,000円 |
公立高校生の61.4%、私立高校生の62.4%は学習塾費0円です。そのため、全体平均をそのまま通塾予算にすると、実際の見積もりと差が出る可能性があります。
高校生の塾代を学年別に比較
学年別の全体平均では、公立・私立とも高3の支出が最も高くなっています。ただし、これらは塾代0円の生徒を含む数字です。
| 学年 | 公立高校 | 私立高校 |
|---|---|---|
| 高校1年生 | 8万9,760円 | 10万9,647円 |
| 高校2年生 | 14万8,775円 | 18万326円 |
| 高校3年生 | 20万6,454円 | 21万4,709円 |
高1は定期テストと基礎の定着を優先する
高1では、英語・数学など積み上げ型教科の補習、定期テスト対策、学習習慣の定着が主な目的です。最初から受験科目をすべて受けず、学校の授業で補えない範囲を絞ると予算を管理しやすくなります。
高2は進路と受験科目を決めて増額に備える
高2は志望校や入試方式を考え、受験で使う科目を絞る時期です。夏以降の講座追加、模試、英語資格対策などをどこまで塾で受けるか、家族で先に決めてください。
高3は入試方式ごとに必要な追加講座を見極める
高3では季節講習、志望校別講座、小論文・面接対策、共通テスト演習などが追加される場合があります。提案された講座すべてではなく、志望校の選抜方法に必要なものから選びます。
高校生の塾代と大学受験費用は分けて考える
「高校生の塾代」には、学校授業の補習、定期テスト、内申点対策、英語資格、進級のための学習も含まれます。そのため、大学受験専門の予備校・塾の講座料金と同じ意味ではありません。
| 目的 | 主な内容 | 費用管理のポイント |
|---|---|---|
| 学校の補習 | 苦手科目、定期テスト、進級 | 教科を1~2科目に絞れるか |
| 学校推薦型・総合型選抜 | 小論文、面接、志望理由、基礎学力 | 必要な時期だけ追加できるか |
| 一般選抜 | 共通テスト、私大・国公立二次の科目 | 志望校の必要科目数で講座を絞る |
大学受験に絞った講座数・志望校・国公立と私立の違いを知りたい方は、大学受験の塾費用を参考にしてください。
高校生の塾代に含まれる費用
| 費用項目 | 主な内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 入会金 | 入塾時の初期費用 | 免除条件、再入会時の扱い |
| 授業料・講座料 | 通常授業、科目別講座 | 週回数、授業時間、受講期間 |
| 教材費 | テキスト、映像教材、問題集 | 講座ごとの追加有無 |
| 管理費・設備費 | 教室、自習室、システム利用 | 月払いか期間払いか |
| 季節講習費 | 春期・夏期・冬期講習 | 必修か任意か、講座数 |
| 模試・テスト代 | 記述模試、マーク模試、校内テスト | 年間回数と受験料 |
| 特別対策費 | 志望校別、小論文・面接、直前講座 | 必要性と追加時期 |
指導形式別に塾代を比べるポイント
集団指導は講座数とカリキュラムを見る
集団指導は科目・レベル別に講座を選ぶ形式があります。月額だけでなく、志望校対策に必要な講座を合計し、総授業時間も確認してください。
個別指導は授業時間と週回数をそろえる
個別指導は講師1人が見る生徒数、1回の授業時間、週回数で料金が変わります。苦手科目に絞る場合は、自習計画と質問対応が料金に含まれるかも見ます。
映像・オンラインは映像外のサポートを確認する
映像・オンライン授業は受講時間を調整しやすい反面、質問対応、添削、進路面談、学習進捗の管理が別料金の場合があります。映像の本数だけでなく、完走するためのサポートを含めて比べましょう。
高校生の塾代を年間で見積もる方法
月額費用×受講月数+入会金+教材・管理費+季節講習+模試・特別対策
例えば、月額3万円を12か月支払い、入会金2万円、教材・管理費4万円、講習と模試10万円なら、年間総額は52万円です。これは計算方法を示す例であり、特定の塾や学年の平均料金ではありません。
家計負担を抑える5つの方法
- 塾で受ける教科と家庭で進める教科を分ける
- 季節講習は目標のある講座だけ選ぶ
- 高校の補習・講習・進路指導を先に活用する
- 特待生・兄弟割引・自治体の助成を確認する
- 2~3社から同じ条件の年間見積もりを取る
費用が家計を圧迫する場合は、志望校の受験科目や現在の苦手を確認し、優先度の低い講座を外せないか面談で相談します。自治体の支援は対象学年・所得要件・対象事業者が異なるため、公式サイトで要件を確認してください。
大学受験向けの候補を比べたい方は、大学受験塾おすすめランキングも参考にしてください。費用を優先する場合は、安い高校生向け塾の比較で追加費用まで見ましょう。
高校生の塾代でよくある質問
高校生の塾代が月3万円は高いですか?
塾代を支出した世帯の年間平均を月額にすると約3万1,800~3万7,000円ですが、月3万円だけで高い・安いとは判断できません。授業時間、科目数、質問対応、講習や模試の別料金を含めて比べてください。
高校3年間の塾代はいくらですか?
全体平均の学年別金額を単純合計すると、公立は約44万5,000円、私立は約50万4,000円です。ただし、同じ生徒を3年間追跡した数字ではなく、塾代0円の生徒も含みます。実際の予算は学年ごとの見積もりから算出してください。
塾代が払えないときはどうすればよいですか?
まず塾に科目数・週回数・講習の絞り込みを相談し、高校の補習や自習室で補える範囲を確認します。特待生制度、兄弟割引、自治体の助成のほか、学校の進路指導や公的な学習支援の利用も検討してください。
高校生の塾代は学年と目的に合わせて年間総額で比べよう
高校生の塾代は、全体平均で年14万7,140~16万6,867円、支出世帯の平均で年38万1,000~44万4,000円です。高校生全体では塾代0円の生徒が6割を超えるため、全体平均だけで実際の月謝を判断しないようにしましょう。
苦手補習、定期テスト、大学受験のどれを優先するかを決め、月謝、教材・管理費、季節講習、模試、特別対策まで含む年間見積もりを比較してください。


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