ひよこ生徒小学生の塾代はいくら?学年や中学受験の有無でどのくらい変わるの?
文部科学省の「令和5年度 子供の学習費調査」訂正版では、小学生全体の学習塾費は年間平均で、公立小学校7万5,194円、私立小学校25万9,492円です。ただし、この数字は塾代0円の児童も含むため、実際に通塾する家庭の予算はより高くなります。
塾代を1円以上支出した世帯の平均は、公立小学校で年間19万3,000円、私立小学校で36万1,000円です。学年、通塾目的、指導形式、季節講習の有無を分けて見ると、家庭に必要な予算を立てやすくなります。
- 全体平均は年7万5,194~25万9,492円だが、通塾世帯だけで見ると年19万3,000~36万1,000円
- 公立は小1の年3万1,504円から小6の14万5,161円へ増える
- 私立は小6の全体平均が44万2,735円と高い
- 月謝だけでなく教材費・管理費・季節講習・模試を含めた年間総額で比べる
- 補習と中学受験で必要な授業量が違うため、目的を決めて見積もりを取る
小学生の塾代は年7万5,194~36万1,000円が一つの目安
同じ調査でも、「全児童」と「学習塾費を1円以上支出した児童」で平均額が異なります。予算を考えるときは両方を分けて見ましょう。
| 区分 | 公立小学校 | 私立小学校 |
|---|---|---|
| 児童全体の年間平均 | 7万5,194円 | 25万9,492円 |
| 支出世帯の年間平均 | 19万3,000円 | 36万1,000円 |
| 支出世帯の月額換算 | 約1万6,000円 | 約3万100円 |
公立小学生の61.0%、私立小学生の28.1%は学習塾費0円です。全体平均が低く見えるのは、通塾していない児童も含むためです。
小学生の塾代を学年別に比較
次の表は、塾代0円の児童を含む学年別の全体平均です。個々の塾の料金表ではなく、学年が上がると支出がどのように変わるかを見る目安です。
| 学年 | 公立 | 私立 |
|---|---|---|
| 小学1年生 | 3万1,504円 | 15万1,589円 |
| 小学2年生 | 3万5,291円 | 14万5,569円 |
| 小学3年生 | 4万6,108円 | 17万9,560円 |
| 小学4年生 | 8万935円 | 26万7,097円 |
| 小学5年生 | 10万6,550円 | 37万5,686円 |
| 小学6年生 | 14万5,161円 | 44万2,735円 |
小1~小3は習慣化と苦手単元に絞る
低学年は、学習習慣の定着、算数・国語の苦手単元、英語の入門など目的を1つに絞ると、受講数を増やし過ぎずに済みます。家庭学習と塾の役割を分けてください。
小4~小6は中学受験の有無で予算が変わる
高学年は、補習や苦手克服が目的なら必要教科だけを受ける選択ができます。一方、中学受験では4教科の通常授業に加え、季節講習、模試、特別講座が増えるため、受験終了までの総額を確認しましょう。
補習塾と中学受験塾で費用の見方は異なる
| 通塾目的 | 主な受講内容 | 追加費用の確認点 |
|---|---|---|
| 学校の補習 | 苦手教科、宿題、テスト対策 | 週回数、教材更新費、振替 |
| 先取り学習 | 算数・国語・英語の発展内容 | 進級時の授業数と料金 |
| 中学受験 | 2~4教科、志望校対策 | 季節講習、模試、志望校別講座 |
同じ小学生向けでも、補習と中学受験では必要な授業量が異なります。「小学生コースの月謝」だけではなく、目的と受講教科数をそろえて比較してください。
指導形式別に小学生の塾代を比べるポイント
集団指導はセット教科と必修講習を確認する
集団指導は複数教科をまとめて受講する場合があります。受けない教科を外せるか、季節講習が必修か、欠席時の振替・映像視聴は無料かを確認します。
個別指導は授業時間と講師1人あたりの生徒数をそろえる
個別指導は週回数に加え、1回の授業時間と講師1人が担当する生徒数で料金が変わります。月謝と一緒に、月間の総授業時間も比べましょう。
オンラインは面談・添削・質問対応の範囲を見る
オンライン型は通塾の交通費がかかりません。一方、学習計画、保護者面談、質問対応、添削が別料金の場合もあるため、サポートを含めた総額で見ます。
小学生の塾代に含まれる費用
| 費用項目 | 主な内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 入会金 | 入塾時の初期費用 | 免除条件と再入会時の扱い |
| 授業料 | 通常授業の月謝 | 教科数、週回数、1回の時間 |
| 教材費 | テキスト・問題集 | 学期・講習ごとの追加有無 |
| 管理費・設備費 | 教室・システムの利用料 | 月払いか半期払いか |
| 季節講習費 | 春期・夏期・冬期講習 | 必修か任意か、受講数 |
| 模試・テスト代 | 学力テストや受験模試 | 年間回数と受験料 |
| 受験対策費 | 志望校別・直前講座 | 小6までの追加時期と総額 |
小学生の塾代を年間で見積もる方法
月額費用×受講月数+入会金+教材・管理費+季節講習+模試・特別講座
例えば、月額1万5,000円を12か月支払い、入会金1万円、教材・管理費3万円、講習・模試6万円なら、年間総額は28万円です。これは計算方法を示す例であり、特定の塾の平均料金ではありません。
小学生の塾代を抑える4つの方法
- 通塾目的と必要教科を先に決める
- 季節講習は必要な単元に絞る
- 兄弟割引・特待生・自治体の助成を確認する
- 2~3社から同じ条件の年間見積もりを取る
割引は適用期間と終了後の料金を確認します。自治体の助成は対象学年、所得要件、登録事業者が地域によって異なるため、居住地の公式サイトで確認してください。
候補を広く比べたい方は、小学生におすすめの塾ランキングも参考にしてください。費用を優先する場合は、小学生向けの安い塾で追加費用まで比べられます。
小学生の塾代でよくある質問
小学生の塾代は月いくらですか?
塾代を支出した世帯の年間平均を12か月で割ると、公立は約1万6,000円、私立は約3万100円です。ただし、講習月は支払額が増えることがあるため、実際の請求は毎月一定とは限りません。
中学受験の塾代はいつから増えますか?
小4以降に通常授業の時間や教科数が増え、小5・小6で季節講習、模試、志望校別講座が増える塾があります。入塾時に小6の受験終了までの費用予定表をもらいましょう。
月謝が安い塾を選べば大丈夫ですか?
月謝だけでは判断できません。授業時間、講師人数、教材費、管理費、季節講習の必修範囲、欠席時の振替を含め、同じ条件の年間総額で比較してください。
小学生の塾代は通塾目的と年間総額で比べよう
小学生の塾代は、全体平均で年7万5,194~25万9,492円、支出世帯の平均で年19万3,000~36万1,000円です。小学校高学年や中学受験対策では授業量が増えやすいため、学年が上がった後の料金も確認します。
入塾前に、月謝、教材費、管理費、季節講習、模試、特別講座を含む年間見積もりを取りましょう。家庭の目的と必要なサポートに合う塾を、同じ条件で比べることが大切です。


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