ひよこ生徒子供が学校に行きたくないと言ったらどうする?
小学生で学校に行けないのは甘え?
親がどう接するべきなのか知りたい。
お子さまが「学校に行きたくない」と口にすると、保護者の方は「甘えではないか」「このままで大丈夫か」と不安になりますよね。
しかし、その言葉は単なる「甘え」ではなく、お子さまが発している切実なSOSサインである可能性が高いです。
この記事では、「学校に行きたくない」が甘えではない理由、隠された本当の理由、そしてお子さまのエネルギーを回復させるための親の適切な対応について詳しく解説します。



お子さまの「行きたくない」という気持ちを「甘え」と決めつけてしまうと、自己肯定感を下げてしまう危険性があります。
まずは安全基地として家庭を整え、お子さまの気持ちを受け止めることから始めましょう。
- 「学校に行きたくない」が甘えではない3つの理由
- 「甘え」と「甘やかし」の決定的な違い
- 子供が隠している「学校に行きたくない」本当の理由
- 学校に行けない子供への親のNG対応と正しい対応ステップ
子供が学校に行きたくないと言ったらどうする?最初にするべき対応
お子さまが「学校に行きたくない」と言い出したとき、親の最初の対応がその後の回復を左右します。「甘え」と決めつけず、まずは冷静に受け止めましょう。
具体的な対応方法を以下の項目に分けて解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。
学校に行きたくない時の対応①まずは安全基地として家で休ませる
子供が「学校に行きたくない」と言った時の初期対応の1つ目は、まずは安全基地として家で休ませることです。お子さまは「学校」という場所でエネルギーを消耗しきっている可能性があります。
「甘えだ」と叱って無理やり登校させても、根本的な解決にはなりません。まずは「家は休んでもいい場所だ」という安心感を与えることが最優先です。
エネルギーが枯渇している状態では、前向きな話もできません。心と体を休ませ、充電できる環境を整えることが、次のステップへの第一歩となります。



休ませると、そのまま休み癖がつきそうで不安です…。



まずはエネルギー充電が最優先です。安心できる環境が回復への近道ですよ。
学校に行きたくない時の対応②理由を無理に詮索せず気持ちを受け止める
子供が「学校に行きたくない」と言った時の初期対応として、理由を無理に詮索せず気持ちを受け止める点も挙げられます。
親としては「なぜ?」と理由を問い詰めたくなりますが、子供自身も理由をうまく説明できない、または話すことがつらい状態である可能性があります。
「何かあったの?」「いじめ?」と質問攻めにすると、子供は追い詰められたと感じて心を閉ざしてしまいます。まずは「行きたくないんだね」と、その気持ちだけをシンプルに受け止める姿勢を見せることが、信頼関係の構築につながります。
学校に行きたくない時の対応③子供の言葉を否定せず共感する
子供が「学校に行きたくない」と言った時の初期対応の3つ目は、子供の言葉を否定せず共感することです。「そんなことで休むの?」「甘えるな」「みんな頑張ってる」といった否定的な言葉は、子供のSOSを拒絶するのと同じです。
子供は「自分のつらさをわかってもらえない」と絶望し、親に本音を話さなくなります。たとえ理由が些細なことに思えても、まずは「そうか、それは嫌だったね」「つらかったね」と、子供の感情に寄り添う(共感する)言葉をかけてください。
子供が学校に行きたくないのは甘えではない!3つの理由
お子さまが「学校に行きたくない」と口にするとき、単なる「甘え」だと片付けてしまうのは危険です。そこには、お子さまなりの切実な理由が隠されている可能性があります。
ひとつずつ解説します。
甘えではない理由①子供が発しているSOSサインの可能性
「学校に行きたくない」のが甘えではない理由の1つ目は、子供が発しているSOSサインの可能性があるためです。「行きたくない」という言葉は、表面的なわがままではなく、学校生活で何らかの困難に直面していることの表れかもしれません。
たとえば、以下のように本人もうまく言葉にできないストレスを抱えているケースは少なくありません。
- 友人関係のトラブル
- 勉強のつまずき
- 先生との相性
保護者が「甘えだ」と一蹴してしまうと、お子さまは「助けてほしい」というサインを見過ごされることになり、孤立感を深めてしまう恐れがあります。



ただのわがままに見える時もありますが…。



言葉にできないサインかもしれません。まずは受け止めてあげましょう。
甘えではない理由②「甘え」は人間が成長するために必要な欲求
「学校に行きたくない」のを甘えではないとする理由として、「甘え」自体が人間が成長するために必要な欲求である点も挙げられます。
心理学において「甘え」は親に受け止めてもらうことで安心感を得て、次の行動に移るためのエネルギーを充電する行為とされています。
お子さまが「行きたくない」と弱音を吐けるのは、保護者を信頼している証拠でもあります。この欲求を頭ごなしに否定せず、一度受け止めて安心させる(甘えさせる)ことが、結果としてお子さまが自立へ向かうための土台となります。
甘えではない理由③「甘え」と決めつけると自己肯定感が下がる
「学校に行きたくない」のを「甘え」と決めつけると、子供の自己肯定感が下がる点にも留意しましょう。お子さま自身も「学校へ行くべき」とわかっていながら、それができない自分を責めている場合があります。
そこで保護者から「甘えているだけだ」と突き放されると、以下のように感じてしまいます。
- 「自分はダメな人間だ」
- 「本当の気持ちを理解してもらえない」
このような経験が続くと、お子さまは自信を失い、自分のつらさを表現すること自体を諦めてしまう可能性があり、前向きな解決から遠ざかってしまいます。
学校に行きたくない子供の「甘え」と「甘やかし」の決定的な違いとは
「学校に行きたくない」というお子さまに対し、必要な「甘え」と避けるべき「甘やかし」は異なります。その違いを理解することが、適切な対応の第一歩です。
詳しく解説します。
甘えと甘やかしの違い①子供の主体性を育むかどうか
「学校に行きたくない」と言う子供への「甘え」と「甘やかし」の決定的な違いの1つ目は、子供の主体性を育むかどうかです。
適切な「甘え」は、子供が「つらい気持ちをわかってもらえた」という安心感を得てエネルギーを充電し、次に自分で考え行動する意欲(主体性)につながります。
一方、「甘やかし」は、親が先回りして子供の要求をすべて満たし、問題を解決してしまう状態です。これでは、子供が自分で困難を乗り越える機会を失い、主体性が育ちにくくなります。



安心感を与え、自分で考える力を育てることが「甘え」の役割です。
甘えと甘やかしの違い②心の安定につながるかどうか
「甘え」と「甘やかし」の違いとして、子供の心の安定につながるかどうかも挙げられます。適切な「甘え」は、保護者が安全基地となり子供の「学校に行きたくない」という不安や葛藤を受け止めるため、子供は「わかってもらえた」と感じ心の安定を得られます。
しかし、「甘やかし」はその場しのぎで要求に応えるため、根本的な不安が解消されません。かえって「このままでいいのだろうか」という新たな不安を生み出し、長期的に見ると心の不安定につながる危険があります。
甘えと甘やかしの違い③親の姿勢|見守るか要求に応えるか
「学校に行きたくない」と言う子供への「甘え」と「甘やかし」の3つ目の違いは、親の姿勢が「見守る」か「要求に応える」かという点です。
「甘え」を許容する親は、子供の気持ちを受け止めつつ、本人が自分で動き出すまで「見守る」姿勢を保ちます。子供の力を信じ、待つのが特徴です。
一方、「甘やかし」は、子供の言葉や行動に対し、親の不安や焦りから先回りし、子供の要求に無条件に応え続けてしまいます。
これは子供のためではなく、親が安心したいがための行動になっている場合があります。
不登校対応でNGなのは「甘やかし」
「学校に行きたくない」という子供への対応でNGなのは「甘え」させることではなく、「甘やかし」てしまうことです。
「甘え」は子供がエネルギーを溜めるために必要なプロセスであり、一時的に休ませることは心の回復に不可欠です。
しかし、「甘やかし」は、子供が現実の課題に向き合う機会を奪い、主体性や自己解決能力の成長を妨げます。たとえば、以下のような状態は「甘やかし」です。
- 学校に行かない代わりに昼夜逆転やゲーム依存になっている状況を放置する
- 本人の意思を確認せずに親がすべてを決めてしまう
不登校の対応では、この「甘やかし」の状態に陥らないよう注意が必要です。
学校に行きたくない子供が隠している本当の理由
子供が「学校に行きたくない」と言うとき、単なる「甘え」ではなく、言葉にできない深刻な理由が隠れていることがよくあります。
その背景は以下のように非常に多様です。
- 勉強がわからない・授業についていけない
- 友人関係のトラブル・いじめ
- 先生との相性・学校の雰囲気
- 部活動や習い事のプレッシャー
- 生活リズムの乱れ・体調不良
- HSPなど子供の生まれ持った特性
- 理由がわからない・なんとなく行きたくない
ひとつずつ見ていきましょう。
学校に行けない理由①勉強がわからない・授業についていけない
学校に行けない子供が隠している本当の理由として、勉強がわからない・授業についていけないケースが挙げられます。
授業の内容が理解できず、テストの点数が悪かったり、先生や親に叱られたりする経験が続くと、学校自体が苦痛な場所になります。
「自分はできない」という劣等感が強まり、教室にいること自体がつらくなるのです。とくに、急速に授業が進む中学校以降では、一度つまずく学習の遅れが大きな登校へのプレッシャーとなり「どうせ行ってもわからない」と意欲を失う原因になります。



勉強がわからないと、学校に行くのが本当につらいんですね…。



「どうせ行っても…」となる前に、小さな「できた」を積むことが大切です。
学校に行けない理由②友人関係のトラブル・いじめ
学校に行けない子供が隠している理由で非常に多いのが、友人関係のトラブルやいじめです。仲間外れ、陰口、SNS上でのトラブルなど、親や教師からは見えにくいかたちで精神的な苦痛を受けている場合があります。
「学校に行っても居場所がない」「特定の子に会うのが怖い」と感じると、学校は安心できる場所ではなくなります。ささいなきっかけからグループの力関係で孤立してしまうこともあり、子供が友人関係の変化を口にしなくなった場合は注意が必要です。
学校に行けない理由③先生との相性・学校の雰囲気
学校に行けない子供が隠している理由には、先生との相性や学校の雰囲気が影響しているケースも考えられます。特定の先生から高圧的に叱責されたり、自分の意見を否定され続けたりすると、子供は萎縮してしまいます。
クラス全体が騒がしく落ち着かない、厳しすぎる校則で窮屈に感じるなど、学校やクラス特有の雰囲気に馴染めないこともストレスの原因です。
「先生が怖い」「クラスが嫌だ」という感覚は、登校意欲を大きく削いでしまいます。
学校に行けない理由④部活動や習い事のプレッシャー
学校に行けない子供が隠している理由として、部活動や習い事のプレッシャーが関係している場合もあります。たとえば、以下のようなプレッシャーが学校生活全体の負担になることがあります。
- 部活動での厳しい上下関係
- レギュラー争いの重圧
- 思うように成果が出ない焦り
とくに真面目で責任感の強い子供ほど、「休みたい」と言い出せずに一人で抱え込みがちです。学校だけでなく、放課後の活動も含めた過度な期待やプレッシャーが、登校するエネルギーを奪ってしまうのです。
学校に行けない理由⑤生活リズムの乱れ・体調不良
学校に行けない子供が隠している理由の1つに、生活リズムの乱れや体調不良があります。たとえば、以下のような原因で、朝起きられない「身体的な」不調を抱えているケースです。
- 夜更かしによる睡眠不足
- スマートフォンの長時間利用
- 食生活の乱れ
また、起立性調節障害のように、本人の意思とは関係なく朝に体調が悪化する病気の可能性もあります。「行きたくない」のではなく「行きたくて(起き上がれなくて)も行けない」状態であり、これを「甘え」と決めつけるのは誤解を深めるだけです。
学校に行けない理由⑥HSPなど子供の生まれ持った特性
学校に行けない子供が隠している理由として、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)など子供の生まれ持った特性が影響している可能性もあります。
HSPの子供は、以下のような特徴から、学校生活で人一倍疲れやすい傾向があります。
- 他人の感情や言動に敏感に反応してしまう
- 大きな音や光、集団の熱気などに圧倒されやすい
- 些細なことにも深く考え込んでしまう
集団生活のなかで無意識に多くの刺激を受け取り、エネルギーを消耗してしまうため、学校に行くだけでぐったり疲れてしまうのです。
これは「甘え」ではなく、生まれ持った気質です。
学校に行けない理由⑦理由がわからない・なんとなく行きたくない
学校に行けない子供が隠している本当の理由として、子供自身にも理由がわからない、または「なんとなく行きたくない」というケースもあります。
明確ないじめやトラブルがあるわけではなく、漠然とした不安感や無気力感に襲われ、「学校」という場所に向かうエネルギーが枯渇している状態です。
さまざまな小さなストレスが積み重なった結果、心が限界を迎えているサインでもあります。本人も理由を説明できないため、周囲からは「甘え」や「サボり」と誤解されやすいですが、最もサポートが必要な状態ともいえます。
子供が学校に行きたくない理由と対応方法【小学生から大学生までの学年別】
「学校に行きたくない」と子供が感じる理由は、発達段階によっても異なります。ここでは、学年別によく見られる理由と対応の特徴を解説します。
順に見ていきましょう。
小学生|環境の変化や友達関係
小学生が学校に行きたくないよくある理由として、環境の変化や友達関係が挙げられます。小学校低学年では、入学やクラス替えといった環境の変化になじめず、不安を感じることがあります。
中学年以降は友達との関係が密になり、ささいな行き違いや仲間外れが登校をためらう大きな原因になり得ます。まだ自分の気持ちをうまく言葉にできないため、保護者が日々の様子を注意深く見守り、話を聞き出す姿勢が求められます。
中学生|思春期や勉強の難化
中学生が学校に行きたくない理由として、思春期や勉強の難化が大きく影響します。具体的には、以下のような要因が複雑に絡み合います。
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| 思春期の影響 | ホルモンバランスの変化や自己意識の高まりから、人間関係や自分の評価に敏感になる。 |
| 勉強・部活の影響 | 部活動と勉強の両立が難しくなったり、急速に難化する授業内容についていけなくなったりする。 |
「どうせやっても無駄だ」と無気力になるケースも少なくありません。反抗期も重なり、親に素直に悩みを打ち明けられないため、専門家とも連携しつつ客観的な視点でサポートすることが必要です。



中学生は環境の変化が大きいです。親に言えない悩みも増えますね。
高校生|進路の悩みや人間関係の複雑化
高校生が学校に行きたくない理由として、進路の悩みや人間関係の複雑化が挙げられます。中学生までとは異なる、以下のようなプレッシャーが要因となります。
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| 進路の悩み | 大学受験や就職など、将来の選択を具体的に迫られるプレッシャー。 |
| 人間関係の複雑化 | 友人関係がよりグループ化し、SNSでのつながりも含めて息苦しさを感じる。 |
ある程度自立しているため、親が干渉しすぎると反発を招きます。子供の意思決定を尊重し、選択肢を一緒に考えるパートナーとしての関わり方が求められます。
大学生|孤独感や将来への不安
大学生が学校に行きたくない理由には、この時期特有の孤独感や将来への不安もあります。高校までとは異なり、授業や時間の管理がすべて自己責任となるため、自由な反面、孤独を感じやすくなります。
リモート授業の普及で友人ができず、キャンパスに居場所がないと感じる学生もいます。就職活動や卒業後のキャリアに対する不安から無気力になり、「学校に行く意味が見いだせない」と悩むケースも、甘えではなく深刻な問題として捉える必要があります。
甘えによる不登校?学校に行きたくない子供のタイプ別見分け方
「学校に行きたくない」と一口に言っても、その背景にある原因はさまざまです。「甘え」と決めつける前に、お子さまがどのタイプに当てはまるか見極めることが大切です。
詳しく解説します。
見分け方①甘え依存型|親への依存が強い
「学校に行きたくない」子供のタイプとして、1つ目に「甘え依存型」が挙げられます。このタイプは、親への依存が強く、分離不安から登校を渋る特徴があります。
学校自体に明確な問題がない場合でも、親と離れることへの不安が先行します。家庭では協力的で問題なく過ごせることも多いです。
対応としては、まず親子の愛着関係を再確認し、安心感を与えることが土台となります。そのうえで、小さなステップから自立を促す関わりが必要です。
見分け方②学校環境起因型|学校に強いストレスがある
「学校に行きたくない」子供のタイプとして、「学校環境起因型」も挙げられます。このタイプは、学校の環境そのものに強いストレスを感じているのが特徴です。
たとえば、以下のようなプレッシャーが原因です。
- 授業のスピードについていけない
- 校則が厳しすぎる
- クラスの雰囲気が合わない
家では比較的元気に過ごせても、学校の話になると口数が減ったり、表情が暗くなったりする傾向があります。
見分け方③人間関係起因型|友人や先生との関係
「学校に行きたくない」子供のタイプ3つ目は、「人間関係起因型」です。このタイプは、友人関係や先生との関係が不登校の直接的な原因となっています。
- いじめ、仲間外れ
- 部活動の上下関係
- 先生との相性
上記のような問題が該当します。特定の曜日や特定の授業を嫌がる、登校時間になると体調不良を訴えるなど、ストレス源に直面するタイミングで反応が出やすいのが特徴です。
原因がはっきりしているため、環境調整が解決の鍵となります。
見分け方④無気力型|理由がはっきりしない
「学校に行きたくない」子供のタイプとして、「無気力型」も考えられます。このタイプは、明確ないじめや勉強の遅れといった理由はなく、本人も「なぜ行きたくないのかわからない」状態です。
学校生活への意欲や関心そのものが低下し、無気力になっています。生活リズムの乱れを伴うことも多く、長期間にわたる小さなストレスの蓄積が背景にあると考えられます。
対応が難しく、エネルギーが回復するまでじっくりと待つ姿勢が求められます。



原因がわからない時こそ、本人が一番苦しいものです。焦らず見守りましょう。
学校を休んだ方がいい子供のサインの見極め方
「学校に行きたくない」のが一時的なものか、心身が限界に近いサインなのかを見極めるのは難しいものです。お子さまの様子から、休ませるべきサインを読み取りましょう。
詳しく解説します。
サイン①朝になると体調不良を訴える
学校を休んだ方がいいサインの見極め方の1つ目は、朝になると体調不良を訴えることです。「頭が痛い」「お腹が痛い」といった身体的な不調が、休日には見られないのに登校時間になると決まって現れる場合、心因性のストレス反応の可能性があります。
これは仮病や「甘え」ではなく、学校に行きたくないという強いプレッシャーが体に表れているサインです。無理に登校させても教室で体調が悪化するだけの場合もあるため、一度休ませて様子を見るのが賢明です。



心のストレスが体に表れているサインです。仮病と決めつけないでくださいね。
サイン②食欲がない・眠れていない
学校を休んだ方がいいサインの見極め方として、食欲がない・眠れていない状態も挙げられます。以前は好きだったものが食べられなくなったり、食事量が極端に減ったりするのは、精神的なストレスが影響している可能性があります。
「夜中に何度も目が覚める」「寝つきが悪い」「悪夢を見る」など、睡眠に問題が出ている場合も注意が必要です。これらは心身のエネルギーが枯渇しかけている証拠であり、「甘え」ではなく休息が必要なサインと捉えましょう。
サイン③口数が減り表情が暗い
学校を休んだ方がいいサインの見極め方には、口数が減り表情が暗い点も含まれます。以前はよく話してくれた家庭での会話が減り、部屋にこもりがちになるのは、何か悩みを抱えているサインかもしれません。
とくに、好きな趣味やテレビ番組に対しても無関心・無反応になる場合は、精神的なエネルギーが低下している証拠です。
「なんとなく元気がない」状態が続く場合は、お子さまが限界を感じている可能性があり、無理をさせるべきではありません。
サイン④学校の話を避ける
学校を休んだ方がいいサインの見極め方の4つ目は、子供が学校の話を避けるようになったときです。親が「今日は学校どうだった?」と聞いても、「別に」「普通」とそっけない返事をしたり、話題を変えようとしたりする場合、学校で何か話したくない出来事があった可能性が考えられます。
楽しかったことを話さなくなるだけでなく、友人関係や先生の話自体を避けるようになるのは、学校が本人にとって「嫌な場所」になっているサインです。
無理に聞き出そうとせず、まずは安心できる環境を整えることが優先されます。
学校に行けない不登校の子供への親の対応ステップ
子供が学校に行けなくなった場合、その状態はいくつかの段階を経て変化していきます。親が「甘え」と焦らず対応するために、不登校の段階別に求められる対応ステップを理解しておくことが大切です。
各ステップを順に見ていきましょう。
ステップ①前兆期|行き渋り・休みがちになる時期
不登校の段階別に見る親の対応ステップの1つ目は、前兆期です。この時期は、朝になると体調不良を訴えたり、学校を休みがちになったりする「行き渋り」が見られます。
前兆期の段階では、子供自身も葛藤しています。「甘え」と決めつけて無理に登校させようとすると、かえってエネルギーを消耗させてしまいます。
大切なのは、子供のSOSサインを見逃さず、まずは「休んでもいい」という安心感を家庭で与えることです。理由を問い詰めるより先に、心身を休ませることを優先しましょう。
ステップ②混乱期|欠席が続き親子関係が悪化する時期
不登校の段階別に見る親の対応ステップの2つ目は、混乱期です。本格的に欠席が続き、子供が昼夜逆転になったり、ゲームに依存したりすることで、親も「甘えだ」と焦り、親子関係が悪化しやすい時期です。
親は「どうして学校に行かないの」と叱責しがちですが、子供はエネルギーが枯渇し、動きたくても動けない状態です。
この時期に最も重要なのは、学校に行く・行かないという話から一旦離れることです。子供の存在そのものを肯定し、家庭を安心できる「安全基地」に立て直すことに注力します。
ステップ③回復期|エネルギーが戻り好きなことをし始める時期
不登校の段階別に見る親の対応ステップの3つ目は、回復期です。十分な休養を経てエネルギーが戻り、子供が自分の好きなこと(ゲーム、読書、外出など)をし始める時期です。
一見「甘え」や「サボり」がひどくなったように見え、親は「遊んでないで学校に行きなさい」と言いたくなりますが、これは回復の兆候です。
子供が興味のあることに打ち込むのを「甘やかし」と捉えず、そっと見守りましょう。回復期に子供が自ら得たエネルギーが、次のステップへの原動力となります。



好きなことに夢中になるのは、エネルギーが戻ってきた証拠。良い兆候です。
ステップ④再開期|外部との接点を探し始める時期
不登校の段階別に見る親の対応ステップの最後は、再開期です。エネルギーが十分に溜まり、子供が「暇だ」と言い出したり、家族以外の人や社会との接点を探し始めたりする時期です。
この段階で初めて、具体的な進路や学習の遅れについて話し合う準備が整います。親が焦って「学校に戻りなさい」と誘導するのではなく、子供の「これをやってみたい」という主体的な意志を尊重します。
フリースクール、通信制高校、家庭教師など、学校復帰以外の選択肢も視野に入れ、子供が自分に合う道を選べるようサポートしましょう。
学校に行けない子供への親のNG対応|親が許さないとどうなる?
子供が学校に行けないとき、良かれと思った対応が逆効果になることもあります。子供のエネルギーをさらに奪い、回復を遅らせてしまうNG対応を理解しておきましょう。
ひとつずつ解説します。
NG対応①無理やり学校へ連れて行こうとする
学校に行けない子供への親のNG対応の1つ目は、無理やり学校へ連れて行こうとすることです。子供が登校を拒否するのは、心身のエネルギーが枯渇しているサインです。
その状態で、「学校に行きさえすればなんとかなる」と親が力ずくで連れて行こうとすると、子供は「家も安全な場所ではない」と感じ、強い抵抗を示します。
この対応は、親子の信頼関係を著しく損ねるだけでなく、子供の心の傷を深めることにつながりかねません。まずは強制するのではなく、子供が休める環境を整えることが先決です。
NG対応②「甘えだ」と突き放す・叱責する
学校に行けない子供への親のNG対応として、「甘えだ」と突き放す・叱責することも挙げられます。子供は「学校へ行くべき」とわかっていながら行けない自分を、すでに責めていることが多いです。
そこで親から「甘えるな」「サボるな」と責められると、「自分のつらさを誰もわかってくれない」と絶望感や孤立感を深めてしまいます。
「甘え」という言葉で片付けるのは、子供が発しているSOSを無視するのと同じです。子供の自己肯定感をさらに下げる危険な対応と言えます。



「甘え」という言葉は、お子さまのSOSを否定することになってしまいます。
NG対応③親の不安や世間体を押し付ける
学校に行けない子供への親のNG対応には、親の不安や世間体を押し付けることも含まれます。たとえば、以下のような言葉は、子供を心配しているようで、実は親の不安や世間体を優先した発言です。
- 「このままだと将来どうするの?」
- 「近所の人になんて言われるか」
子供は「自分のためではなく、親のために学校に行けと言われている」と感じ、プレッシャーでさらに追い詰められます。
子供の回復には、世間体ではなく、子供自身の心と体の状態を最優先に考える姿勢が不可欠です。
NG対応④他の兄弟や友達と比較する
学校に行けない子供への親のNG対応の4つ目は、他の兄弟や友達と比較することです。以下のような比較は、子供に劣等感と疎外感を与えるだけです。
- 「お兄ちゃんは毎日行ってるのに」
- 「〇〇ちゃんは部活も勉強も頑張ってる」
親としては励ましているつもりでも、子供には「自分はダメな子だ」というメッセージとして伝わってしまいます。子供の自信を回復させるためには、他人との比較ではなく、その子自身の小さな変化や「今」の状態に目を向けることが求められます。
NG対応⑤原因を過度に詮索する
学校に行けない子供への親のNG対応として、原因を過度に詮索することも挙げられます。「何があったの?」「誰に何かされたの?」と理由を問い詰めることは、子供にとって大きな負担です。
子供自身も原因を整理できていなかったり、話すことがつらかったりする場合があります。親がしつこく原因を聞き出そうとすると、子供は「責められている」と感じて口を閉ざしてしまいます。
まずは理由を聞くことよりも先に、「話したくないなら話さなくていいよ」と、子供の気持ちを受け止める姿勢が信頼関係の回復につながります。
子供が安心できる家庭環境の作り方
「学校に行きたくない」と悩む子供にとって、エネルギーを再充電できる家庭環境は何より大切です。「甘え」と捉えず、子供が安心して休める場所を作る工夫を紹介します。
ひとつずつ解説します。
作り方①家を「何があっても安心できる場所」にする
学校に行けない子供が安心できる家庭環境の作り方の1つ目は、家を「何があっても安心できる場所」にすることです。
学校で傷ついたり疲れ切ったりしている子供にとって、家は唯一の「安全基地」である必要があります。たとえば、以下のような状態を許容することが安心感につながります。
- 学校に行かなくても、家族の一員として変わらず大切であると伝える
- 日中ダラダラ過ごしたり、趣味に没頭したりする時間も、回復のために必要だと理解する
- 勉強や学校の話をいったん脇に置き、本人の存在そのものを肯定する
外で戦えなくても、家では無条件に受け入れてもらえるという安心感が、次のステップに進むための土台となります。
作り方②過度に干渉せず子供のペースを見守る
子供が安心できる家庭環境の作り方として、過度に干渉せず子供のペースを見守る点も挙げられます。親は「このままで大丈夫か」と不安になり、つい「勉強はどうするの?」「いつから学校に行くの?」と声をかけがちです。
しかし、これは子供にとってプレッシャーとなり、休まる場所を奪う「干渉」になりかねません。「見守る」とは、子供の回復力を信じ、本人がエネルギーを溜めて自ら動き出すまで待つ姿勢です。
一見「甘え」に見える休息期間も、子供にとっては必要な時間だと理解しましょう。
作り方③子供の自己決定を尊重する
子供が安心できる家庭環境を作るには、子供の自己決定を尊重することも求められます。子供が動けない状態のとき、親が良かれと思って「このフリースクールはどう?」「この勉強法がいい」と先回りして決めがちです。
しかし、追い詰められている子供にとっては、それもプレッシャーになります。まずは「今日は何を食べる?」「どのゲームがしたい?」といった日常のささいな選択からでいいので、子供自身に選んでもらい、その決定を尊重します。
自分で決める経験を積むことが、自信と主体性を取り戻すきっかけになります。
作り方④親自身がリラックスして不安を見せない
子供が安心できる家庭環境の作り方の4つ目は、親自身がリラックスして不安を見せないことです。子供は親の表情や空気に非常に敏感です。
親が「この子の将来はどうなるんだろう」と不安や焦りを抱えていると、その雰囲気は必ず子供に伝わります。子供は「学校に行けない自分はダメだ」「親を困らせている」と罪悪感を抱き、家でも安心して休めなくなるでしょう。
親自身も相談機関を利用したり、趣味の時間を持ったりして、意識的にリラックスすることが、結果として子供にとって一番の安心材料となるのです。



親御さまの不安はお子さまに伝わります。親御さま自身のケアも大切ですよ。
子供が学校を休んでいる間の学習の遅れと対策
学校に行けない子供が休んでいる間、保護者にとって学習の遅れは大きな心配事です。休息が必要な一方、勉強が遅れることが新たな登校の壁になることもあります。
ここでは、以下の項目に分けて学習の遅れへの向き合い方と対策を解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。
学習の遅れが子供の新たな不安になる
子供が学校を休んでいる間の学習の遅れは、子供自身の新たな不安になる可能性があります。休み始めた当初は心のエネルギーが枯渇しているため、勉強のことまで考えられません。
しかし、少し元気が出てくると「勉強がわからなくなる」「授業についていけない」といった不安が芽生え始めます。
この学習不安が「どうせ行ってもわからない」という気持ちにつながり、学校復帰への新たなハードルとなってしまうケースは少なくありません。
無理のない学習再開のステップ
学校を休んでいる間の学習対策として、無理のないステップで学習を再開することが求められます。エネルギーが回復していないうちに「遅れを取り戻せ」と勉強を強要するのは逆効果です。
まずは、本人が興味のある分野の本を読む、好きな教科の得意な単元を復習するなど、ハードルの低い取り組みから始めます。
1日10分、簡単なドリル1枚からでも「できた」という小さな成功体験を積ませることが、学習意欲の回復につながるでしょう。
オンライン教材やフリースクールの活用
学校を休んでいる間の学習の遅れ対策には、オンライン教材やフリースクールを活用する方法もあります。オンライン教材であれば、自宅で自分のペースに合わせて学習を進められます。
対人関係のストレスがなく、基礎から学び直しやすいのがメリットです。また、フリースクールは、学校とは異なる環境で学習支援や他者との交流の場を提供してくれます。
子供に「学校以外にも学べる場所がある」と示すことが、安心感につながります。
勉強の遅れと心のケアなら家庭教師も選択肢
学校を休んでいる間の勉強の遅れと心のケアを両立させたいなら、家庭教師も選択肢になります。とくに不登校支援の経験が豊富な家庭教師は、1対1の関わりのなかで子供の学習ペースや精神状態に合わせた指導が期待できます。
単に勉強を教えるだけでなく、子供のつらさに共感し、話し相手になることで心のケアにもつながります。親以外の大人との信頼関係が、社会とつながる第一歩になることも少なくありません。



勉強も心配だけど、いきなり先生と会うのはハードルが高いですかね…。



1対1で寄り添う家庭教師は心のケアもできます。相性を見るのも大切です。
不登校気味の子供におすすめの家庭教師3選
学校に行けない子供の学習の遅れや心のケアは、家庭教師の活用も有効な選択肢です。ここでは、不登校気味のお子さまにおすすめの家庭教師を、サポート体制や指導実績から3社厳選して紹介します。
各社の特徴や料金、サポート体制を比較し、お子さまに最適なサービスを見つけるための参考にしてください。
オンライン家庭教師マナリンク|指名制プロ講師で相性が合いやすい


出典:manalink.jp
| 対象年齢 | 小学生 〜 高校生・浪人生・社会人 |
|---|---|
| 授業形態 | 完全オンラインのマンツーマン個別指導(Zoom/専用アプリ) |
| 入会金 | 19,800 円 |
| 料金 | 小学生:15,000〜18,000円/月 中学生:16,000〜20,000円/月 高校生:18,000〜25,000円/月 |
| 無料体験 | ◯ |
| 講師 | 塾経営者・プロ家庭教師・教員免許保持者など社会人プロ講師が中心 |
| 特徴 | ・入会金19,800円+授業料のみで教材費・管理費・解約金なしのシンプル料金体系 ・社会人プロ講師を事前動画で指名でき、相性が合わなければ交代無料 ・完全オンライン&最短当日スタート、45〜60分の無料体験からすぐに本授業へ移行可能 ・科目・学年・目的別に細分化されたコース(発達障害・海外子女・公務員試験など)でニーズに合わせやすい |
不登校気味のお子さまにおすすめの家庭教師1つ目は、オンライン家庭教師マナリンクです。マナリンクは、指導経験豊富なプロ講師を自分で指名できるのが特徴です。
不登校支援の実績がある講師や、お子さまの趣味・興味に話が合いそうな講師を保護者の方が直接選べます。1対1のオンライン指導のため、対人関係に疲れやすいお子さまでも自宅から安心して学習を進められます。
お子さまとの相性を最優先に考え、学習だけでなく心のケアもできる話し相手を探している人におすすめです。
\ 無料体験はこちら /
家庭教師のサクシード|担任制と学校連携で不安が減る


出典:benkyo.co.jp
| 対象年齢 | 小学生、中学生、高校生 |
|---|---|
| 授業形態 | 対面指導:関東・関西・中部など主要都市圏で家庭教師が訪問 オンライン指導:全国どこからでも受講可能 |
| 入会金 | 0 円(無料) |
| 料金 | 小学生 3,080 円〜/時 中学生 3,630 円〜/時 高校生 4,290 円〜/時 |
| 無料体験 | ◯ |
| 講師 | 現役大学生・大学院生/社会人/プロ家庭教師 |
| 特徴 | ・入会金・教材費0円、体験授業も無料 ・学年が上がっても料金据え置き&複数教科OK ・対面とオンラインを自由に選択 ・16万人超の講師から最適マッチング |
不登校気味のお子さまにおすすめの家庭教師2つ目は、家庭教師のサクシードです。サクシードは、お子さま一人ひとりに担任がつく「担任制」を採用しており、学習の進捗だけでなく精神的なサポートも手厚いのが特徴です。
必要に応じて学校と連携し、出席扱いのための学習サポートや内申点対策の相談も行っています。勉強の遅れだけでなく、学校復帰や進路の不安も同時に相談できる体制が整っています。
学習面と生活面の両方から手厚いサポートを受け、学校との連携も任せたい人におすすめです。
\ 無料体験はこちら /
ティントル|不登校専門の伴走支援で学びが再開しやすい


| 対象年齢 | 小学生・中学生・高校生 |
|---|---|
| 授業形態 | オンラインでの個別指導 |
| 入会金 | 28,600円 |
| 料金 | 小学生 1,300円〜/月 中学生 1,850円/月 高校生 2,950円/月 |
| 無料体験 | ◯ |
| 講師 | 大学生講師、社会人講師 |
| 特徴 | ・不登校の生徒を専門としたオンライン家庭教師 ・学習支援だけでなく、精神的なサポートや進路相談にも対応 ・一人ひとりの状況に合わせた個別カリキュラムを作成 ・保護者との連携を密にし、家庭学習のサポートも行う |
不登校気味のお子さまにおすすめの家庭教師3つ目は、不登校専門のティントルです。ティントルは、単に勉強を教えるだけでなく、不登校のお子さまに「伴走」することに特化したサービスです。
臨床心理士が監修した研修を受けた講師が、お子さまの心の状態に寄り添いながら指導にあたります。学習の再開はもちろん、自己肯定感を育むためのコミュニケーションや、生活リズムの改善サポートにも力を入れています。
まずは子供のエネルギー回復を最優先に考え、勉強以前の「話す」「好きなことを見つける」段階から専門的なサポートを受けたい人におすすめです。
\ 無料体験・面談予約はこちら /
学校に行きたくない子供の悩みに関するよくある質問(FAQ)
「学校に行きたくない」という子供の悩みに関して、保護者や子供自身が抱きがちなよくある質問と回答をまとめました。不安や疑問を解消するための参考にしてください。
不登校の原因は結局「甘え」なの?
不登校の原因は、単なる「甘え」ではありません。友人関係、勉強の不安、体調不良、HSPなどの特性など、子供自身もうまく説明できない複数の要因が複雑に絡み合っているケースがほとんどです。
「甘え」と決めつけるのは、子供が発しているSOSを見逃すことになり危険です。
親が「甘えだ」と言って学校を休ませてくれない時はどうしたらいい?
親が「甘えだ」と言って学校を休ませてくれない時は、まず子供自身が自分の気持ちや体の状態を正直に伝えることが大切です。
もし直接言いにくい場合は、手紙を書いたり、スクールカウンセラーや保健室の先生など、信頼できる他の大人に間に入ってもらったりするのも一つの方法です。
不登校で一番多い学年はいつ?
不登校の児童生徒数は、中学生で最も多くなる傾向があります。とくに環境が大きく変わる中学1年生や、思春期の問題が深刻化する中学2年生で増加が見られます。
小学生や高校生でも、環境の変化のタイミング(小1や高1など)で増える傾向があります。
理由がわからないまま学校を休ませても大丈夫?
理由がわからないまま学校を休ませることに不安を感じるかもしれませんが、まずは休ませても大丈夫です。
子供自身も「なぜ行きたくないのか」理由がわからず混乱している場合があります。無理に理由を詮索せず、まずは家で安心してエネルギーを充電させることが、回復への第一歩となります。
学校に行きたくない時どこに相談すればいい?
学校に行きたくないと悩んだ時は、一人で抱え込まずに相談することが大切です。まずは親や家族、学校の担任、保健室の先生、スクールカウンセラーなどが身近な相談先です。
もし学校に相談しにくい場合は、地域の教育相談センターや、民間のカウンセリング、不登校支援を行っているNPO法人などに相談する方法もあります。
学校を休みたいけど親が許さないときに効果的な解決方法は?
学校を休みたいのに親が許さない(甘えだと言われる)場合、まずは「なぜ休みたいのか」ではなく、「今どれだけつらいのか」という自分の気持ちや体調を具体的に伝えることが解決への第一歩です。
たとえば「お腹が痛い」「眠れない」など体の不調を伝える、または「学校に行こうとすると涙が出る」など心の状態を正直に話してみましょう。
信頼できる先生やスクールカウンセラーに先に相談し、親に伝えてもらうのも有効です。
まとめ
「学校に行きたくない」という子供の言葉を、「甘え」だと片付けるのは危険です。その背景には、以下のような子供自身も言葉にできないSOSが隠れていることがほとんどです。
- 勉強がわからない
- 友人関係のトラブルやいじめ
- 先生との相性や学校の雰囲気
- 生活リズムの乱れや体調不良
- HSPなど生まれ持った特性
子供が「学校に行きたくない」と言った時は、「甘えだ」と叱責したり、無理やり登校させたりするのはNG対応です。
まずは家庭を「安全基地」とし、お子さまがエネルギーを充電できるよう休ませることが最優先です。そのうえで、オンライン教材や家庭教師などを活用し、お子さまのペースで学習を再開する選択肢も検討しましょう。
この記事で紹介した対応ステップも参考に、お子さまの気持ちに寄り添い、安心できる環境を整えることから始めてみてください。


コメント